117のアイデアが集まる!ごみ減量・資源化のアイデアコンテスト「鎌倉サーキュラーアワード」 結果発表
実行委員の面白法人カヤック広報の梶です。
10月5日(土)、きらら鎌倉(鎌倉市生涯学習センター)で開催された「第2回循環創造学シンポジウム」内で、「鎌倉サーキュラーアワード」 の結果発表と表彰式が行われました!
初開催にも関わらず、市民や企業から合計117件ものアイデアが集まり、表彰式には200名以上の方々が参加して大盛況でした。総合審査員長として参加された松尾市長も「ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。子どもたちからの応募もたくさんあり、鎌倉の未来は明るいと感じました」とコメントされていました。
表彰式の様子はNHK「おはよう日本」でも紹介されていますので、ぜひご覧ください。
今後、各部門のファイナリストの紹介や皆様からのアイデアは、このnoteでお伝えしていきますが、まずは金・銀・銅に輝いた受賞者をダイジェストでご紹介します!
スタートアップ部門
金賞
企業名:株式会社JOYCLE
事業内容:大量のごみを遠くまで運ばず、燃やさず資源化でき、かつ低コストで実現できる小型で移動可能な小型アップサイクルプラント。また、温室効果ガス削減効果やプラント稼働情報を可視化し、オペレーションの効率化・コストカット効果の把握・安全性担保に貢献。
銀賞
氏名:八神 実優さん(起業前)
事業内容:100%生分解性の素材で幼児用のオムツを創り、使用済みのオムツを堆肥化して、畑や花壇の土として利用する循環を目指す。生分解性の高吸水性ポリマーを開発された大阪大学の教授と共同でオムツを開発中。
銅賞
企業名:buoy合同会社
事業内容:海岸漂着プラスチックごみのアップサイクル商品buoy。従来はほぼ100%埋め立てもしくは焼却廃棄されていたプラスチックごみを分別することなく一体で商品に成形する技術(特許取得済み)を保有。
ファイナリスト
市民部門
金賞
受賞者名:たけみちブラザーズとその家族
応募アイデア:我が家のごみだったものが救世主に。なんだって変身する「布」が大活躍!
家族全員で、家庭から出ているごみの種類や削減について話し合い、日常的に使い捨てているティッシュや紙類に注目。これまで捨てていた古着や布に置き換えることで、ごみを削減するアイデア。
銀賞
受賞者名:エコヒーロー
応募アイデア:家庭用コンポスト&管理デバイス「みえるん」
竹材の利活用を考える中で、家庭用のコンポストに着目。コンポストの土の湿度や温度の様子を可視化する管理デバイス「みえるん」を開発。コンポストへの愛着を醸成し、簡単に、楽しく、続続できることを目指す。
銅賞
受賞者名:宮澤 彩瑛さん
応募アイデア:よう虫といっしょに家庭のごみを減らそう
幼虫に生ごみを食べてもらい分解し、減量。さらにその幼虫を魚に食べてもらう、分解した土は肥料にするなど、家庭内の資源循環を実現。現在、実施している中での課題に対するアイデアも提案。
マシンガンズ滝沢賞(特別賞)
受賞者名:原 由美子さん
応募アイデア:もらって嬉しい緩衝材
緩衝材を送る相手に合わせて、食べ物やお菓子、本などもらって嬉しい緩衝材を選ぶことで、「嬉しいごみ」にするというアイデア。
特別賞
石田 空さん
井上 健志さん
臼田 宗太郎さん
河野 千種さん
小林 寿夫さん
近藤 好環さん
奨励賞(ファイナリスト)
横浜国立大学附属鎌倉小学校4-1
鎌倉エシカルラボ
原澤 幸希さん
umidoriフレンドシップチャレンジ
事業部門
認定事業者名(敬称略、五十音順)
いろは茶屋
fullout BeachHouse
期待賞
奨励賞
今後の展開
以上、金・銀・銅、特別賞を受賞した皆様と認定事業者のご紹介でした。
入賞したアイデアは、今後、鎌倉サーキュラーアワード実行委員会と鎌倉市が協働し、実証実験など、具体的な取り組みへの支援をする予定ですので、どうぞお楽しみに!