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第1回鎌倉サーキュラーアワード (2024)がはじまります!

みなさん、こんにちは。
第1回鎌倉サーキュラーアワード実行委員長の田中浩也です。

2011年、東日本大震災の直後に鎌倉に引っ越してきて以来、扇ガ谷、北鎌倉を経て、現在は妻と娘とともに、西鎌倉に住んでいます。

仕事は研究者ですが、そちらはYoutube動画をご覧いただくこととしまして、現在では「循環型まちづくり」にかかわる活動に、市民や自治体のみなさんとも連携しながら、広く取り組まさせていただいています(なお、生まれは北海道の札幌市なのですが、その件も動画で話しています)。

オリジナルのキエーロをデジタル工作機械で製作し、
小学生の娘と一緒に微生物が生ごみを分解する様子を観察しています。

鎌倉の分別種類の多さには私も引っ越してきた当初は驚きましたが、それが楽しみへと変わったのは、「分別したものはその先どこは行くのか?」「なぜ分別するのか?」のリアルが理解できたからでした。ごみ清掃員のマシンガンズの滝沢さんのX(旧ツィッター)のアカウントから発信される投稿は、「出す側」ではなく「収集する側」からみた、ごみについての新鮮な情報にあふれています。

また鎌倉には、びん・かんやミックスペーパーの中間処理を行っている、笛田リサイクルセンターがあって、そこでは、市民が行う「分別」の先に、さらに「選別」という作業が行われているリアルを知ることができます。夏休み、ぜひ行ってみてくださいね。展示も楽しみつつ、公園もあるので個人的におすすめです。

笛田リサイクルセンター。1997年供用開始と書かれていますが、
当時のハイテク建築風(?)な意匠は、レトロフューチャー好きな最近の学生にも
人気が出そうです。

さて13年間住んでみて思う、鎌倉の良いところのひとつは、大人になっても「テーマつながりの新しい友人」をつくりやすいことだと思います。たくさんの市民活動やアクティブなひとたちに巻き込み、巻き込まれて行けるからです。

私の場合、ごみ減量や資源循環、サーキュラービジネスに能動的に携わる市民や事業者の方々、そして起業を志す方々、実践する方々と、いつのまにかたくさん知り合うことができました。

カマクラFMの小松あかりさん、慶應大学の学生のみんなとのプロジェクト

このアワードは、そうした地域文化をさらに未来につなげていけないか?と考えて企画したものです。知り合ったいろんな方々に相談しながら企画を練っていたところ、「市民の部」「事業者の部」「スタートアップの部」の3つからなる、かなり大きめの企画へと、どんどんアイディアが膨らんでいきました。

この3部門同時開催は、おそらく全国でもまだ例がないと思います。いろんな方面から、「ごみって何だろう?」というのを考え直すようなアイディアが出てきて、互いに刺激になるような場になればよいなぁと思います。

ある人にとっては「ごみ」であっても、別の誰かにとっては「ごみ」ではないかもしれないですし、人間以外の動物、植物、微生物にとっては、それは栄養なのかもしれません。「ごみ」って、とても曖昧な存在なんですよね。ほかにも、本当は循環できる可能性があるのに、まだ循環していないものは都市にたくさんあふれているような気がします。ぜひ湘南地域、鎌倉らしい、新しい気づきとヒント溢れるアワードに育てていきたいです。

そんな、第1回鎌倉サーキュラーアワード(2024)の応募締め切りは、いまから1か月半後の、8月26日です

このあとこのNOTEでは、「市民の部」「事業者の部」「スタートアップの部」それぞれの担当者より、詳しい説明をして、バトンリレー方式でつなげていきますので、お楽しみに・・・。

最後にニュースをふたつ。

「循環創造学セミナー 鎌倉サーキュラーアワード説明会」を7/26(金) 19:00-20:00にYoutube配信します! スペシャルゲストも登場するのでぜひご家族で見てくださいね!
https://www.youtube.com/live/VWBaNjWRap0

「循環創造学セミナー」は、「鎌倉のひとに学びつながる」の一企画として
配信させていただいています!

それから1週間後の、8/2(金) 19:00~
「第1回鎌倉サーキュラーギャザリング」をリアル開催します!
https://peatix.com/event/4061601/
(場所:面白法人カヤック本社銀行棟4F)

応募しようかどうか迷っている方も、ぜひこちらの会に来て、まずは気軽にいろんな相談をしていただけたらと思います!(飲み物もあります)

では、みなさん、アワード応募、お待ちしています!!!

(本記事は、鎌倉サーキュラーアワード実行委員会のメンバーを中心として、数日ごとにバトンリレー方式でアップされていきます。今後もお楽しみに。)


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