満員の球場を知らない日本人選手
あんなことやこんなことで騒がしいこのご時世、事情がありどうしても球場を満員にできないため球団も選手も困っている。
そんな中、今年のルーキーはかなりの豊作なのだ(もちろん、支配下として指名された選手全員が交流戦終了時点で一軍出場なしという例外な球団もあるが)。
しかし、2019年ドラフト以降に入団した選手は、念願だったプロ野球選手になったのにも関わらず、未だに満員の球場でプレーできていないのだ。
助っ人と呼ばれる外国人選手も同様で、巨人に入ったテームズに至っては初出場時の負傷もあり無観客試合にしか出れていないという珍しい選手となってしまった。
西武のスパンジェンバーグは応援歌が作られるも、現地では未だに正しいクラップを知らない人ばかりで、そんな私も偶然声を掛けた人に教えてもらう始末である…
しかし、心配はそれだけでない。
西武のルーキーである若林楽人選手が5月末に守備で負傷退場、今季絶望となった。
負傷までの44試合で20盗塁を記録したため、新人王候補として一躍話題となった。
しかも、6月21日時点で未だ盗塁数が両リーグ合わせてもトップという凄さであり、オールスターにもノミネートされたほどだ。
とにかく今は怪我をきっちり治して、またグラウンドに戻ってきてほしいものだが、怪我の治り具合次第では「一軍出場経験があるのに満員の球場でプレーしたことのない日本人選手」という、ある意味伝説級の選手となってしまう可能性があるので、復帰した時に満員の球場でプレーできるよう、治療は焦らずにお願いしたい。
また、2020年以降に野球ファンになった人にとっては、2019年までの応援を映像で見ると声が大きすぎて違和感があるかもしれない。
こうやって応援する方もかなり全力を出していて、試合後は喉がガラガラになるということもあったのだ。
応援といえばロッテが有名だが、他球団もなかなかのもので…詳しくはYouTubeなどで検索を。
それでは、今回はこの辺で。
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