
はじめまして
思考というものは、誰にもわからずにひっそりと渦巻いているものだ。
渦の大きさはきっと人それぞれで、コマのように扱えるくらいの人もいれば、台風のように災害を起こす人もいる。
朝9時に起きて、洗濯物を済ませた12時の今、再度夢の世界に足を踏み外しそうになりながらこの文章をしたためている。
noteを始めてみたかったのは、ありふれてなどいない日常を忘れたくなかったから。生活には波があり、目を離すとすぐに遠くへ行ってしまう。
自虐をするが、私は馬鹿で不器用だから、人より大きい自分の心の渦を抱えようとしすぎてしまう。渦の流れは速すぎて自分でもよく見えず、抱えきれない部分を他者に伝える、いわゆる「相談する」なんてこと、上手くできるはずがない。
だが、noteのような媒体で文章にするのはどうだろう。ぐるぐる回る渦を何周も見続けて掻き分けて、やっと見えた一筋のことばを記録する。それを繰り返して渦を見極めて、やっと渦の整理ができる。
きっとこんなことをしなくても生きていける人はたくさんいるのだろう。妬んでも仕方がないと、13時になった時計を見ながら思う。
金柑を食べるのは何年ぶりだろうか。八百屋さんでおつとめ品のラベルを貼られたから、目に止まって出会えたのかもしれない。
私も今は社会のおつとめ品のようなもの。だからこうして実家の部屋で、カーテン越しに日光を浴びながら書いた文章を通して皆さんと出会えたのだろう。
更新は不定期ですが、良かったら見守ってください。
書き記したいな、泡になるまで。