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何故、老人はトイレットペーパーを買い溜めするのか?

新型コロナウィルスの感染拡大によってマスクが買えないのは当然のこと、一時はトイレットペーパーやティッシュペーパーも店頭から在庫が消えましたよね。

スーパーやドラッグストアに朝から並んでいるのは老人ばかり。

何故、老人はトイレットペーパーを買い溜めしてしまうのでしょうか?

そんな疑問がひしひしと湧いてきたものですから、私自身の思考の整理も兼ねて文章に起こしてみたいと思います。

老人がトイレットペーパーを買い溜めするのは暇だから?

1つ言えるのは単純に暇だからなんだと思います。

そりゃ毎日働いているサラリーマンは、朝からトイレットペーパーを買うために並ぶような時間はないですからね。よっぽど柔軟なフレックスタイム制を導入している会社に勤めていないと無理な話だと思います。

なので、時間を持て余している高齢者層が買い溜めをしてしまう(買い溜めが可能な時間を有している)のは、きっとその通りなんだと思います。

でも、もっと深層心理に何か深い理由があるのではないか?

とも思っていたりもします。

オイルショックの記憶が強烈なトラウマになっているのではないか?

世代が違うのでオイルショックは教科書でしか存じ上げないのですが、当時は本当大きな騒ぎになったと聞いています。

それこそ主婦を中心に集団パニック状態に陥り、全国のあらゆる小売店の店頭からトイレットペーパーが消えたとか?

その世代が今は老人、高齢者層になっているものと思いますが、何となくオイルショックの強烈な記憶をひきずっているのではないでしょうか。

ちょっとでも「紙が品薄になる!」という情報を耳にすると、当時のトラウマが脳裏に蘇り、何としてでもトイレットペーパーを死守しなければ!

彼らをそうやって買い溜めに駆り立てているのではないかと、ふと思いました。

成功体験や失敗体験からはなかなか逃れられないもの

仕事をしていても、過去に縛られて、がんじがらめになることってよくありますよね。

特に過去の成功体験に縛られて、頑固にやり方を変えられない、前例踏襲マンみたいな上司も往々にしていますからね・・・

それが人間の性なのだと思います。

トイレットペーパーを買い溜めしている老人を反面教師に

人のふり見て我がふり直せじゃないですが、きっと自分の中でも過去の成功やトラウマに縛られて新しい発想が生まれなかったり、チャレンジを躊躇してしまっているケースがあるんだと思います。

トイレットペーパーを買い溜めしている老人を反面教師に、自分も気を付けようと思った次第です。

ふと湧き上がった疑問から、そんなことを思ってみたので、つらつらと文章にまとめてみました。思考の整理ができて良かったです。

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