【日記】加速する臭気の街
こんばんは。不定期日記です。
最近、一日一日があまりにも一瞬で過ぎ去っている気がする。少し目を離すともう金曜日。二日間休めるぜ~~つって漫画読んだりゲームしたりシナリオ書いたりしてたら、もう月曜日。
仕事は頭脳労働がメインなので、考えなければいけないことが多い。そのせいか過ぎ去った週末と次の週末までの間はあまりにも一瞬に感じる。刹那すぎる。
土日にやっていることについて。
上記のゲムとか漫画とか以外だと、ポケモンカードをやってます。
近所のカードショップが夕方からジムバトル開催してるので、最近はほぼ常連になってます。カウンターに近付くだけで「あ、この人ジムバトルの予約だな」って顔して店員さんが近づいてくるのがじんわりと恥ずかしい。
時折買い物にも出かけます。これもポケモンカード関係であることが多い。トレンドのデッキを組んでみたいなぁって思うと、足りないカードが必然的に出てくるのでそれを補うため買い足しに行く。
そこで必ず立ちはだかる問題。それが『臭気』。
これは正直近所のカードショップでも感じるのですが、マジで臭い、臭すぎる。
何があったらこんな匂いになるの? と頭の中の和田アキ子が青筋立ててブチ切れている。
人間の皮脂をかき集めて火で炙ってその匂いを一切の換気が出来ない空間に閉じ込めたような、そんな匂い。まあ文字通りですわな。
カードショップというものが未だに僕の中でどこか他人事のように感じられるのはここにある気がする。こんな匂い俺は知らん。絶対に俺から出てくる匂いじゃない。
さりとて明日は我が身ではあるので、気を付けるに越したことはないが。
匂いだけならまだ良い。良くないけど。
知り合い同士の集団か分からんが、通路のど真ん中を陣取ってなにやらペチャクチャ喋っている奴のまあ多いこと。これが本当に邪魔なんです。
……でも不思議と、激しい苛立ちを覚えるとかではない。迷惑だなあと感じる程度。
いやね、正直羨ましいんですわ。たとえどんなにキモくても、笑ってカードゲーム遊べる仲間がそれだけ沢山いるってこと。それがどれだけ素晴らしいか。
えげつない臭気を放とうが、通行の妨げになろうが、意味分からん早口でまくしたてていようが、近所に同じ趣味を楽しめる仲間がいるというだけでそれは何物にも代えがたい尊さなんだよな。
目まぐるしく巡る日常の中、俺は自らカードゲーム友達を作ろうという気力さえ保てず、中途半端に一人でポケモンカードをしている。リモートでやる相手もいるにはいるが、一度『リアル』で対面して遊ぶと、その関係性の価値はことさら身に染みる。いつも対戦してくれるリモートの友達には感謝してるぜ、ホント。
中高大の友達とか、ポケカ興味ねえかって誘うけど反応はかんばしくない。そりゃそうだ。皆目まぐるしいのだ。加速する日々を自分なりにリソースを割いて生きている。ただでさえ金も時間もかかる趣味だ。なおのことポケモンカードに席はない。
悲観的になってしまったが、言いたいことは一つ。キモかろうが臭かろうが、趣味を通じた人間関係を持っているのは、何よりも価値があることだ。飲み食いくらいでしか集まらない(それも最高だけどさ)間柄だけでなく、同じ趣味を、その楽しさを分かち合う人間というものがいないといけないんだ人間というのは。
俺たちは皆同じ条件で、この加速する臭気の街を生きている。どれだけ臭気と目まぐるしさに負けず満足に生きるか。これはそういう戦いの日々なのだろう。
……それはそれとして匂いはどうにかしてくれ。ストレージコーナーがゲロ乾かしたみてーな匂いすんぞ。なんなんだあれ。
日記は以上です。皆さんも是非、ゲロ乾き(げろがわき)の中でポケモンカードを始めてみてはいかがでしょうか。そして僕と遊んでください。
それでは。
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