日記 タイ旅行三日目

三日目と言いつつ書くことはそこまで多くないかもしれない。
というのも、二日目に歩きすぎて足が棒になってしまったから。
右足がいくつかの水ぶくれに見舞われ、世界一右足に水分を蓄えている男になった。

朝飯はスクンビット駅近くの屋台の並びに分け入り、美味そうな牛の串焼きを食べた。

写真を撮り損ねたが、そこで売っていたハチミツとライムの炭酸ジュースが死ぬほど美味かった。

美味かったぜぇ〜

めちゃくちゃ美味いと噂のプーパッポンカリーを食べにチャオプラヤ川を遡上。しょうみ歩きでもよくね、という話もあったがせっかくなので16バーツを支払って大きめのボートに搭乗した。

こんなに茶色い
水飛沫、波打ち、乱暴に停泊する船。
かなり速かった。

いそいそと乗り降りしたあと、カリーを食べる前にアミュレット市場へ。
アーケード状の通りや湿った路地をすいすいと通り抜けた先に、怪しげな店がありました。

既に良い雰囲気
こういう路地に痺れる
アミュレットマーケット
少しおデブな猫ちゃん

アミュレット市場ではアソコが大きいお守りを買いました。中にはヤバい呪物などがあったそうですが、所詮噂に過ぎないのと単純に金が無かったので今回はスルー。


ご立派ァ!

そのあとなんやかんやと移動して、プーパッポンカリーを提供するソンブーンというお店へ。

これがプーパッポンカリーなるもの

味の感想ですが、美味しかったです。
カニ一匹丸々を使ってるだけあって旨味がなかなかに濃いのと、唐辛子の塩梅がちょうど良くて食べやすかったです。味に関しては。
特筆すべきことが他にあるとすれば、カニの殻でしょうか。
あらかじめ店側で食べやすいように一部を砕いてくれてるのでしょう。カリーをすくって口に運ぶと6割の確率で殻の破片を噛んでしまいます。
一通りすくって食べてみましたがきっちり6割でした。以下も以上もありません。
つまり過半数で最悪な食事体験に見舞われます。そもそもカニが食べづらすぎます。誰かこれの正しい食べ方を教えてください。
一緒に注文したデッケー茹で海老はめっちゃ美味しかったです。カニで疲弊した身によく沁みました。

タイの街並みは緑が多い印象。湿気により盛んに育った植物たちが、時にはビルの至る所に絡みついて独特の景観を掲載する。プーパッポンの味が思いの外濃かったこともあり、口直しをしたかった我々は近くの複合施設へ。

DQという店でキャラメルのフラッペを買い、血糖値をグングン上げていく。
既に歩き疲れてあまり気力もないはずが、この糖分だけでかなりのエネルギーを補給できましたよ。
お値段なんとLサイズ60バーツと破格。いずれガソリンに代わる新たな燃料になるだろう。


時間が飛んで、晩飯だ‼️
世界一美味い飯としても有名なあのマッサマンカレーを食べました。先に言っておきますが、こりゃヤバウマでしたよ、もう。

なんだこれ!? 美味すぎた。

スパイシーではあるものの、絶妙な塩梅の酸味が織りなして何度も次の一口を進めたくなる驚異的なまでの美味さ。舌の上で足し算されていくはずの辛さが、一向に均衡を崩さないでそこにいる。ずっとうめえ!
右にあるのはパンのようなもので、何層も薄いパン皮?が重なっていて食べ応えがありつつ、当然カレーにつけるとより美味い。

あと、ドリンクで頼んだスプライトが美味すぎた。
今まで自分の中の最高のスプライトは「バーガーキングのバーガーを食べた後に飲んだ時」だったが、この度「タイでマッサマンカレーを食べた後に飲んだ時」に更新された。条件が厳しすぎて更新できそうにない。
かくして友達とうめえうめえと言い合いつつ、あと最近見たアニメの話などをしながら、あっさりと完食した。


この度のタイ旅行。計画としては四日目で帰国となっている。
そのため、このマッサマンがタイでの最後の晩餐となるのだった。その大役に相応しい味を堪能できたことで、心置きなく明日を迎えられそうである。


明日は忙しく、日記も多分ないと思うのでここらで締めにしたい。三日間に渡っていろいろ先導してくれた友人、拙い英語でも温かく受け入れてくれた現地の人々、こちらが拒否すればちゃんと引き下がるという三宮よりもモラルがあるキャッチのおじさんたち。いろんな人々に感謝の気持ちを。
それではサワディーカップ、タイランド。

金の犬の像。なんだかありがたみがあるでしょ。

いいなと思ったら応援しよう!