中園孔ニ ソウルメイト : 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
いい展覧会だったな、行ってよかったなと改めて思い出しています。
神社仏閣によく行く人はそこに呼ばれたとか、導かれたとか、そういった表現をすることがあるようですが、この展覧会に私も呼ばれていた、そうであったならうれしいなと思ってしまいました。
1989年生まれ。25歳の若さで急逝。自分より年下なのにもういない。中園さんはすごく優秀で、天才的な方なんだという印象を持ちながら作品を見ていました。近づきたいけど距離がある。けれども帰路でこの評伝を読み、存在を少し近くに感じられるようになって、より深く作品が侵入してくるようになりました。好きな絵だなだけでは終われない気持ちになる。
高松まで飛行機で行ったのも、作品をたくさん見たのも、丁寧につくられた評伝をじっくり読んだのも、全部まるごとよかった。不思議な時間軸に潜り込んだようでもありました。
特にお気に入りの作品✨