ブリックスアンドモルタル考・破

ご無沙汰しております。
6～9月は一口馬主出資の検討があり、まったく投稿できておりませんでした。
今回、初年度産駒の未勝利戦も終わり、1勝クラス以上での成績も出始めているのでどこよりも早いブリックスアンドモルタルの産駒傾向と馬券的な狙い方のアプローチを探ってみたいと思います。

3歳世代で中央デビューした全99頭を解析しました。データは～2024/10/11

ブリックスアンドモルタル産駒

3歳世代種牡馬リーディング

3歳世代リーディングで見ても7位53勝と一定の評価を与えてよい種牡馬だと思います。
勝率9.5％は若干物足りないので掘り下げて見ていきたい。
勝ち上がり頭数は33頭でちょうど30％

それをテシオ理論の父似か母似で分類。3歳世代は父ブリックスアンドモルタルは活性値6となり優勢期にも入るためそれなりの頭数は確保
内訳としては父似38頭：母似61頭
勝率としては倍ちかくの13.3％で父似優勢だが、複勝率で見るとあまり変わらない。父似のほうが走りにメリハリがあるように取れる

上が父似、下が母似

特筆すべきは父似産駒の1番人気  勝率52.9％で、連対率70.6％は驚異的数値（1番人気の勝率35％、連対率55％を鑑みても異常に良い）

「父似産駒」前走からの距離変更実績

父似産駒の前走からの距離変更実績を見ると「前走と同距離」の方が勝率15.9％と信頼度が高く、回収値100円超えて良い。

「父似産駒」「前走同距離」実績

特に「1番人気」は勝率50％、連対率100％となるため高信頼度
データは収束していくはずなのでここからは数値的には落とすことも頭に入れておかなければいけない

「父似産駒」前走からのクラス変更実績

上記の傾向は当初より私が目をつけてましたが、実績にも表れているので嬉しい結果。
「昇級初戦」で高い数値を出しており、単勝回収率322％、複勝回収率132％
3着はないため連対率55.6％もよい数値。
この傾向は「緩い流れを嫌い、厳しい流れになって頑張れる」馬が多いという理解をしていただければよい。

■馬券的まとめ
「父似産駒」限定
１．1番人気は高信頼度
２．前走同距離
３．昇級初戦