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日本最古の温泉。和歌山・白浜温泉「崎の湯」
道後・有馬と並び称される日本三古湯の1つ、和歌山県の白浜温泉。ここ「崎の湯」は、そのなかでも最古とされる露天風呂です。
その歴史は古く、斉明3年(西暦657年)には「牟婁温湯」として登場し、「日本書紀」や「万葉集」にも記されています。
斉明天皇や持統天皇、文武天皇そして後白河法皇などが入浴していたころの「崎の湯」は、砂岩に浸食された窪みが自然の湯舟になっていて、海を眺めながら入浴していたとされています。
そしていまの崎の湯も、当時の面影を残した磯風呂の雰囲気を醸しています。ときおり波しぶきがかかるほど波打ち際まで広がる湯壺。波音を聴きながら入る温泉は最高ですよ。
白浜温泉 崎の湯
所在地:和歌山県西牟婁郡白浜町1668番地
営業時間:8時〜17時
7時〜19時(7月1日〜8月31日)
8時〜18時(4月1日〜6月30日,9月1日〜9月30日)
最終入場は終業時間の30分前まで
定休日:無休
入湯料:3歳以上500円
※2022年1月27日より新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間休業するそうです。