緑色のにごり湯と、日本一深い立ち湯。熊本・黒川温泉「こうの湯」
大分県と熊本県をまたぐ大きな山・くじゅう連山にほど近い黒川温泉郷。この温泉郷から少し高台に行ったところにある宿「こうの湯」です。
フロントで受付を済ませ、離れにある立ち寄り湯「森の湯」に入りました。
お湯はほんのりにごり湯。ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉だそうです。湧出したときは透明なお湯ですが、空気中の酸素と温泉の鉄イオンが結びつき、緑がかったにごり湯へと変化するとのこと。
そしてわずかではありますが、炭酸ガスも含まれいるそう。アルカリ性の温泉は、石けんと同じように皮膚表面の油分を落としてくれ、古い角質層も落としやすくします。だからですね。お湯に浸かったそばから肌がツルスベになるのは。
そしてこの「森の湯」には日本一深い立ち湯があります。
その深さ、実に162cmもあります。私の身長は176cm。まっすぐ立ってもアゴのあたりまでお湯があるのです。ちょっぴりコワかったです(笑)
でもこんなに深い立ち湯に入れる機会はそうそうないので、ぜひ体験してみてください。
こうの湯
所在地:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6784
立ち寄り湯営業時間:8:30~21:00
入湯料:600円(2022年1月現在)