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私設研究室をともにつくる第0期の研究員・サポーターを募集します

あわいづでは、まちの研究室「ぷかぷか」の研究員とサポーターを募集します。


まちの研究室「ぷかぷか」とは?

まちの研究室「ぷかぷか」は2024年に発足した私設研究室です。
全国で公設ではない場所で研究をしたい!と願う人たちに、研究する仲間とつながり、ともに学びあう機会として立ち上げました。

もっと知りたい。ちょっとやってみたい。

そんな気持ちを温めている皆さんとわくわくを分かち合いたいという気持ちで、シェアハウスや工房を兼ね備えた私設研究室を存分に活かしながら研究をする半年〜1年の研究環境提供となります。

オンラインで研究を応援し合える環境、シェアハウスに滞在できる券もついていますので、「ずっと温めていたテーマを研究したい!」というかたは、ぜひご参加ください!

研究員・サポーターの皆さんと描きたい景色とは?

研究員は「好き・やってみたい・もっと知りたいなどの研究したいと思っていることを研究する人」としています。

分野や現在お持ちの専門性の有無は問いません。また、現在研究の拠点となるまちの研究室は新潟県阿賀町にありますが、阿賀町に関するテーマを研究する必要もありません(もちろん阿賀町に関わるものをテーマにしていただくのもウェルカムです!)

●研究テーマ例
・あそびとまなびの間を無くすには?
・シェアハウスを活用して農繁期の稲作を手伝う二拠点生活の実践的研究
・レディースセットから見るジェンダー論

そして、サポーターは「研究員の研究を育てる仲間」です。

自分自身が研究する時期ではないけれど、同じような関心を持っている研究員の研究をサポーターという形で育てていく。そんなやりとりが生まれたら嬉しいなと思っています。

そんな研究員やサポーターの皆さんとともにつくりたいのは、何か決まったことを一緒に達成するのではなく、その場その時に集った人で作る”何か”です。

”何か”ですから、正解や唯一の目指すものがあるわけれはありません。とはいえ、少しでも私たちが今イメージしている”何か”をお伝えすることで受け取っていただけるものがあるかもしれないと思い、私たちがつくってみたいことの例を3つほど挙げてみます。

①経験を持ち寄り、共有する

ぷかぷかには、いろいろなことを実践できる場所・設備があります。

例えば、台所。

地域の方から郷土料理を教わったり、阿賀町に初めて来た人が地元の郷土料理を一緒に作ったり、食をきっかけとしたつながりが生まれると嬉しい場所の一つです(ありがたいことに、すでに使っていただいた皆さんからは「広くて使いやすい!」なんてお墨付きをいただいています)

また、研究員やサポーターが3冊ずつ推し本を持ち寄る本棚「ぷかぷか文庫」も設置しようと構想しています。

台所や本棚以外にも工房や畑、そして建物に限らない地域のモノ・コトなどのぷかぷかの周辺にある機会も持ち寄るきっかけになるでしょう。

どこ/なにをどう活かせるか、ぜひ皆さんと一緒に発掘していきたいです。

②やりたいを持ち寄り、やってみる

研究テーマとして「取り組みたいけど、きっかけや時間がない」ことを扱う方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方と一緒につくりたいのがやりたいを持ち寄り、やってみる機会です。

例えば私だったら、昔から文房具屋さんを全力で早歩きしてしまうくらい文房具が好きで、いつかこじんまりと文房具屋さんをやってみたいという夢があります。

この場合、月に1回文房具屋さんをやってみてもよし、あったらいいなと思う文房具を自分たちで作るワークショップをするもよし。いろんなやってみる機会が考えられますね。

また、他の研究員やサポーターの特技や好きとコラボレーションをして、やってみることもできるでしょう。

完璧に、プロみたいに、やる必要はありません。自分自身のやってみたい気持ちを中心に、半径1cmの仲間を巻き込むぐらいの身近さでやってみる機会をつくれたら嬉しいです。

③こんなのもあり?を持ち寄り、ありにしちゃう

何度も言いすぎてしつこいかもしれませんが、ぷかぷかの活かし方や研究に正解はありません。

だからこそ「こんなのもあり?」をありにしちゃう場所でありたいと思っています。

人間は知らず知らずのうちに「これは難しいよな」「他の人に迷惑をかけちゃいそうだな」のような経験に基づく判断をしているそうです。

でもそれって、ちょっともったいないような気もしていて。もちろん全てが形にできるわけではないけれど、今持ち寄れるモノ・ヒト・コトで「こんなのあり?」を形にできるとしたら、それ自体に救われる人もいると思うんです。

「こんなイベントをしてみたいんですけど」
「あの人と一緒に何かしてみたいんですけど」
「こんな使い方をしてみたいんですけど」

皆さんが普段声を引っ込めてしまいそうになる「こんなのあり?」が集まって、少しずつでも形にできる場所になってくれたら嬉しいです。

で、研究員・サポーターにはどうやってなれるの?

募集要項は下記の通りです。まちの研究室があったらいいなと思ってくださる方がこのあたりにいらっしゃるのではないか?という仮説のもと、いくつかの要件を置いています。

が、先ほど申し上げた「こんなのあり?」に沿うように「要件には当てはまらないけどやりたいです!」「研究員でもサポーターでもないこんな関わり方ならいけそうです!」などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

また、今回は第0期の募集ということで、研究員やサポーターの中身についても0から一緒につくる仲間を募集させていただければと思っております。

第0期募集要項

研究期間

2024年11月1日〜 2025年4月30日
※いちねん研究員は2024年11月1日〜 2025年10月31日が研究期間となります。

いちねん研究員とは、1年の研究期間で研究を行う研究員です。
研究発表会または研究論文集作成を2度行うことができるため、半年の研究員に比べて、前半で中間仮説を一度定義し後半の半年でその仮説を検証しつつ仮説定義をし直すことがしやすいと考えています。

そのため、例えばこんな方におすすめしています。
・大学や大学院進学を考えているため、研究テーマを設定するにあたり仮説検証をしっかり行いたい
・卒業論文や修士論文等を執筆する際に実際の現場を事例として扱いたいため、現場の比較検討をしっかり行いたい
・公に価値のある研究テーマかは分からないけれど、自分自身のあり方生き方やアイデンティティに関わるテーマのような気がしているので、じっくり時間をかけて向き合いたい

研究員

●定員:30名

●参加費:12,000円
・U-29割:6,000円
・大学生割:3,000円

いちねん研究員:20,000円
・U-29割:10,000円
・大学生割:5,000円

※支払い方法は銀行振込のみとなっております。詳細は選考結果と併せてメールにてご案内いたします。

●主な特典
①年間3泊までシェアハウス滞在可(4泊目以降はご相談ください)
②研究員名刺作成 希望者に発行:2,000円/100枚
③半年に1度の研究発表会への参加、または研究論文集作成

●応募要件
①日本国内在住の39歳以下の個人の方
②あわい(間)のデザインを研究する意欲のある方
③ご自身の研究テーマに関連したり他の研究員・サポーターに読んでほしい本を3冊ご提供いただける方
④他研究員の研究をリスペクトし、愛のあるフィードバックができる方

●応募フォーム
https://forms.gle/2zAzfWTdd9RAbtnX8
※応募フォームへの記載内容をもとに選考させていただきます。

●募集期間
2024年9月21日〜2024年11月30日

サポーター

●一口:5,000円
●主な特典:半年に1度の研究発表会への参加
※支払い方法は銀行振込のみとなっております。詳細は応募フォーム送信後、メールにてご案内いたします。

●応募要件
①日本国内在住の個人または法人、および団体
②まちの研究室の趣旨に賛同し、支援したい方
③研究員の研究をリスペクトし、愛のあるフィードバックができる方

●応募フォーム
https://forms.gle/XCZmtHx13asK9pth6

●募集期間
2024年9月21日〜2024年11月30日