趣味との付き合い方

最近、やや早起きをするようになった。

そして気づいたことがある。

以前まで自分は暇なとき何をしていたのかということ。

私には趣味とよべるほど熱量のあるものがない。

そのため、とっても怖い話題がある。

関係がまだ浅い時のお決まりの質問
「休日は何をしているんですか?」

答えに窮してしまい、いつも私はこう答える
「えぇっ……と、基本的に寝てることが多いです。
 あ! たまにゲームをしたり、Youtube見たりしてます。」

こんなやつは面白くない。

会話を広げる気ある?とまで言われてしまいかねない。

これはいけない。

人に一目置かれる趣味とは何だろう。

趣味:筋トレ
趣味:スポーツ
趣味:海外旅行

こんな答えなら万人に認められそうな気がする。
知り合ったら私も経験を聞いてみたい。

趣味:読書
趣味:カラオケ
趣味:ゲーム

こんな答えもいいかもしれない。
共感してもらえることも多いだろうし、共通の知識で盛り上がることもあるだろう。

私自身の考えとして、趣味は暇をつぶす手段ではいけないと思う。

むしろ、それをするために時間を作ることを考えるものが趣味なんじゃないかと思う。

逆説的に、これをしたいから時間を作ろう! と思えるのが趣味なのだと思う。

私は何のために最近時間を作っただろう。

4月はSLAM DUNKの感想を話したくてしょうがなかった。

5月から6月は暇さえあれば狂ったようにゼルダの伝説をやりまくっていた。あまりにやりすぎて謎にやりたくないとまで思いつつやっていた。

7月は創作なんて高尚なものではないけど、思考を文字に起こすことが楽しかった。早く寝なければいけない時もメモ帳によくわからない思考をそのまま書きなぐっていた。

ここまで書いていて思った。


あ、趣味ってその時その時で変わっていいんじゃ……?


趣味というと、
人生に必要不可欠で、情熱を持っていて、
熱く語れる知識があって、没頭できるもので、

そんなめんどくさい規定が趣味に合ったかと。
おかしい話だ。
仕事でもないのに何でこんなに堅苦しいこと考えにゃならんのか。
履歴書に【趣味】なんて欄があるからかな?


だらだらと書いたが、つまるところ趣味なんてのはいつだって "自分が興味ある事" なのだと思う。

飽きてしまった元釣り好きが、数年ぶりに釣りをやって楽しく感じたら、趣味でいいんだと思う。
学生を卒業してからほとんどアニメを見なくなった元オタクが、ふと深夜に目に入ったアニメが面白くて毎週見るようになったらそれでいいんだと思う。

そのどちらもが数回で止めてしまっても趣味と言っていいんだと思う。
趣味ってそれくらいの方が楽しいんだと思う。



ちなみに私の趣味は、今は

「君たちはどう生きるか」の感想を話すこと。
久しぶりにログインしたら楽しかったソーシャルゲーム。
適当な文章を適当に書き出すこと。

です。

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