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インターン記(2024年度あわいインターン生)

経緯

2024年度インターン生の大田です。
普段は、鹿児島大学法文学部の学生です。

大学では、メディアや芸術学のゼミに所属しており、普段からアートに強い関心を持っており、今回のインターンもアーティスト・イン・レジデンスの活動をきっかけにあわいを知りました。

地方での文化芸術活動はなかなか根付かないという印象があったのですが、実際に地方である鹿児島でどのような働きかけをしているのか、また、できるのかについて知ることができればと思い、思い切ってインターンに挑戦してみました。

実は、私がインターンの応募をした時には、今年度のインターン生はすでに決まっていました。それでも来てくれたらと手を差し伸べていただいたあわいの皆様には感謝しかありません。

インターンで行ったこと

今回のインターンでは軸となるイベントが2つありました。
1つ目は、きんクラ。錦江町×クラシックとして、大隅半島を中心にクラシック音楽に気軽に触れられる場であり、若手音楽家の“演奏したい!”を叶えるコンサート。昨年に引き続き、2回目の開催でした。

2つ目が、やまんなか音楽会inはなぜ2024。この催しは、錦江町を流れる花瀬川を舞台に、景色や音楽、灯篭の灯りを楽しんでもらおうというイベントです。

この2つのイベントの裏方として、プログラムノートの作成や会場設営等を手伝ったりしました。もちろん、イベント自体も楽しませていただきました!

地方で文化芸術事業をするとはどういうことなのかを体感できたのは本当に貴重な経験でした。

インターンを通して

今回のインターンの最終成果では、出された課題である「私が錦江町(もしくはこの環境に近い田舎)でAIRを自分がするとしたら、どんなAIRにするか」について発表させていただきました。

アーティストの居場所であるために、そして継続した事業を行うために、どのようなことをする必要があるのか。実際に考えてみると、バランスがとても難しかったです…

錦江町はとてつもなく綺麗な星空や川、滝などがあり、自然ももちろん魅力的です。しかし、実際に滞在してみると、錦江町はあらゆる人の挑戦できる場所となっていました。
さまざまなバックグラウンドを持つ挑戦者たちの周りにはまた魅力的な人たちがいる。そうやってできた人との縁が不思議とまた錦江町に向かわせる、そんな不思議な魅力を持つ町でした。

インターンは終了しましたが、あわいがきっかけで始まった縁はこれからも続いていけばいいなと思っています。そして、あわい、ひいては地方×アートの動向に今後も注目していきたいです!

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