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終わろうとする4年間と、新しいあと半年の狭間にいる。

2024年2月。

大学4年生が終わろうとしている。

しかし私は、まだあと半年、5年目の前期が残っている。いわゆる秋卒業。3年の後期に留学していたので、半年遅れて卒業する。

4年生ながらも授業に追われて、現在テスト期間真っ只中。英語のテストがしんどいです(汗)。

勉強に全然集中できないので、私自身の今までとこれからを振り返ろうと思います。



今の自分

現在、就職先は決まっていないが、今年の春に拠点を東京に移すことになった。

残る半年は卒業論文を書くことしかないので、必ずしも大学のある街に居残る必要がない。だったら、早めに住みたい場所に住もう!ということで、卒業前に移住することにした。

引っ越したら、東京のゲストハウスでアルバイトをしながら卒業論文を書く。


東京に住みたい理由は、下町情緒のあるまちに住みたいから。
決して都会に住みたいというわけではない。

私は商店街が好きなのだが、東京の商店街は昭和の雰囲気が残っていて、惚れ惚れするんです…

私の地元は、過疎化している。商店街は基本的に殺風景。
「昔は人がひしめきあって、手を挙げて通りよったんよ。でも今は風が通るだけで…さびしくなったね」
という話をよく聞いていた。

東京の商店街を見たとき、昭和にタイムスリップしたのかと思った。「ここに住みたい」という思いがふつふつとわいた。


そこにいるだけでわくわくして、エネルギーが満ちてくる気がするのです。限りなく「気がする」のだけど、それだけで呼吸ができる。幸せ。
この感覚、わかっていただけますかね・・・


今までの4年間


大学4年間は、自分の世界を思いっきり広げた4年間だった。

大学生活がスタートしたと同時にコロナ禍に入った。それでも、バイトやサークルを見つけて自分なりに大学生活を楽しもうと、興味のあることにとことん飛び込んだ。

「地域創生ってなんだろう」という疑問をもち、できるだけ多くの世界を見ようと行動した。

いろんなことに触れた結果、自分は何をしたいのか、何をすれば地域のためになるのか、、、
何が何だかわからなくなり、デンマークに留学までした。たくさんの人と出会い、たくさんのことを吸収した自信はある。

興味をひろげてひろげて、結局わからなくなった典型なのだが、、
「知ることで、その人の立場になって考えることができる。いろんなことを知ることで、より多くの人にやさしくできる」みたいなことを言ってた人がいたので、意味があったと信じたい。

大学4年次の過ごし方


帰国後は、大学生活でやり残した飲食店のアルバイトやイベント企画をした。

飲食店はとある飲み屋とカフェでアルバイトをしたのだが、飲み屋が強烈だった。

仕事ができなくて怒られっぱなしだったけど辞めなかったのは、飲み屋のママさんからの人間的なダメ出しや、癖の強いお客さん、そこで繰り広げられるプライベートにズカズカ入り込む会話が新鮮で、そこでしか体験できないようなことばかりだったからだ。

ここで、私のダメなところ(性格的に)をすごく言われたし、たまにいいところも見つけてくれた。

おかしいと思うこともあったが、すぐ言い返すことが苦手なので、一旦全て飲み込んでいた。家に帰ってからまた考えて、だいたいは納得いくけど、やっぱり違うな、というときもある。だからといってそれを言った人が悪いという訳ではなく、人はみんな違うからそれが前提なんだ、ということに気づく。

また、飲み屋でしか顔を合わせないような人の生活も知った。

残念ながら、社会は棲み分けされている。同じまちにいながらも、コンビニですれ違っているだけで関わらない層がある。私も何らかの層にいて、似たような生活習慣や金銭感覚の人とつるんでいる。

でも、飲み屋ではそこがごちゃまぜになっていて、私の非日常が、目の前の人の当たり前だということばかりだった。

もう会わないだろうけど、どこかですれ違ってるかもしれない。
もう、このような経験はないと思う。

これから


東京でのアルバイトの面接で、代表から「10年後にはどんな大人になっていたい?」と聞かれた。

緊張の末テンパり、聞かれてもない30年後の構想を話してしまい、肝心の10年後のことは思いつかなかったので…ここで考えてみた。

・軸のある大人
・自分のペースを掴んでいる大人
・希望を持ち続けて生き生き仕事している大人

になりたいかなあ。


大人としてはまだまだで、相当落ち込む日もある。
昨日は朝5時に寝ました。こういうところから直していきたいよ。


ひとつずつ進歩して、ステキな大人になりたい。










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