高3の冬と大2の秋
先月頃から急に、漠然とした願望が沸いています・・・
「海外に行きたい」
去年は急に大学院に行きたくなりましたが、1週間ほどでその熱は冷めたので今回もそんなもんだろう、というくらいに思っていたのですが…
なかなか熱が冷めずに1か月以上経ちました。なぜだ。
英語が全くできないので、留学生の知り合いに週1英会話タイムをお願いしてしまいました。NHKラジオ英会話のテキストも買い、気づけばいろんな人に「海外行きたい」と言いふらしてしまいました。もう後戻りできません。というか、その気にならざるを得ないように自分をコントロールしているかのようにも感じます、、
なんでこんなに海外への興味が急にわいてきたのでしょうか。
後付けかもしれないけど理由は一応あります。
それは、この夏休み中に人とたくさん話し、いろんな価値観に触れ、自分の知らない世界も見て見たくなったこと。今までは地域内のこと、せいぜい国内のことにしか目を向けてなかったけど、ちょっと違う分野の人と話すようになって価値観が変わったのかもしれません。
また、それに伴い興味の幅が広くなりすぎて、自分が見ていない世界が多すぎることに気づいたこと。狭い範囲の地域の問題でも、そこらじゅうとつながっている。それを紐解いていきたいと思うと、あれもこれも知りたいと思うようになり、『おのれ、世界を知らずに何がわかる!!』という気持ちになりました。
予定としては、4年で休学して、その年の夏に海外に行けたらいいなと思っています。
・・・いやいや、何本気になってんの。今までの自分からすると、こんなの予定不調和すぎる。急に思いついたにしては現実味を増しすぎている。危ない危ない。。。
でも自分の中の何かが「これでいい」と言っているし、不思議と何も怖くないのです。。。
この理由を考えていると、自分の中でつながるものがありました。それをつらつら紹介します。長いので暇な場合のみお付き合いいただけると幸いです。
理由は、高校3年生のときにさかのぼります。
高3の11月、受験勉強もラストスパートにかかったころ。志望校の判定はまあまあ良かったし、その大学は高2からずっと志望していたところだったのでそこに行くのは確実だろうと思っていました。ですが正直、余裕だからこそ、なんかもったいない気もするなあ…と思っていました。
その大学は、山の中にある無名地方公立大学。ある日、父から「別にどこに行ってもいいけど、知らんとこよりかは有名な所に行ってほしいけどね」と言われました。それに対して始めは「はぁ?」と思っていましたが、その父の一言でここの大学で本当にいいのか、だんだんわからなくなっていきました。ずっとその大学1本で考えていたのに、理由はわからないけど直感的に「なにかが違う、、」という感じ。そこで、大学を一から調べなおし、本当に行きたい大学はどこかを1週間ほど調べまくりました。
そして見つけたのが、現在通っている大学。行ったことも聞いたことも、高校に赤本さえない大学でしたが、大学のホームページを見て直感的にパンフレットを取り寄せ(遠すぎて高校に何も資料がなかった)、届いたと同時に穴が開くほど見つめ、明確な理由はないけど「行きたい」と思いました。そこで、志望校を変えることに決めました。高3の12月、センター試験まであと1か月ちょいの出来事でした。
パンフレットには、今までの志望校にはなかったたくさんの海外協定校や英語プログラムが載っていて、「ここに行ったら世界が広がる…!!!!確実に人生が変わる…!!!!」と直感的に感じました。その感情が本当に強くて、安全圏の志望校を捨てる不安よりも、自分の世界が広がるわくわくの方がはるかに上回っていました。まだ受かってないのに…というかそっちの方がハイリスクなのに…(笑) 無事に受かったので、今となるとその直感を信じた過去の私に感謝です。
こんなことがあったのですが、それが今とつながることに気づいたのです。
その、「自分の世界が広がるわくわく」が今、再熱しているところではないのかと…!
コロナの影響で海外への興味は無意識に薄れており、忘れていました。しかし、それが今ようやく戻ってきて、無意識に諦めきれずにいるのではないか…。この理由のない変なわくわくはもともと高校3年生のときに持っていたものなのだ、と考えると、自分の中ですごく納得しました。
なぜ急にこのことに気づいたのかというと、最近ふと思い出してYouTubeでSuperorganismのインタビューを見たことがきっかけです。Superorganismとは、ロンドンを拠点とする多国籍バンド。私と同級生くらいの日本人がボーカルをしていて、メンバーは8人で5か国から集まっています。ちょうど志望校を変えるぞっていうとき、彼らのインタビュー動画をリスニングの練習に聞いていました。そのときから、「いろんな国の人が音楽を通じて平和につながるのっていいな」と漠然と思っていてました。そこから「世界の人とつながりたい⇒海外行きたい」という思考になっていたのだと思います。(厳密にいうと、MIYAVIやCHAIの存在もとても大きかったのですが、話が長くなるので割愛します。)
ちなみに、その動画とはこれです。メンバーの皆さんの話はまだあまり聞き取れません。。(海外行くまでには聞き取れるようになりたい!)
ああ、つながった。という発見です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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