#4 我が町にドローンスクールだとッ!?
本日、ワクチンの2回目接種完了。
接種後、数時間が経過したが、今のところは何の反応もない。
このまま、発熱や倦怠感がなければいいんだけど。
さて、今日、そのワクチンを接種する病院への道すがら、とある看板が目に入った。
”ドローンスクール この先○○○m 左”
「ん?..この先○○○mって言っても、うちの町の中だよなぁ」
そんなことを思いつつ、少し引っ掛かりを覚えた。
帰宅後、気になったのでネット検索してみると......
おーい、ここ、うちの町の自動車教習所やないかーーい!!
地元の自動車教習所が、ドローン人材育成事業を始めていた。
しかも、「第20期ドローンスクール講習終了」の文字。
20期って...もう2年以上やってますやんかー。
このコロナ禍のドタバタで、久しぶりに故郷に身を置き約1年。
こんな学校が、うちの町に静かに開校してたのを今日知った。
言葉が悪く、”町のはずれ”には位置しているけれども、確かに町内だ。
灯台下暗し。
サイトを貪るように読む、読む、読む。
最初、看板が目に入ったときに「え?こんな田舎にドローンの学校?」とは思ったけれど、よく考え直せば、田舎、もっと言えば、地方にこそ、ドローンの活用現場はあるだろうし、今後の需要も見込まれる。
広範な農業畑への農薬散布
橋やダムといったインフラの外観点検
山火事、土砂崩れ、河川氾濫時の被害範囲の観測と把握
山あい地域への物資の輸送、人物の捜索
これらの需要は、人不足や過疎化、設備の老朽化が常態となりつつある地方にこそあるだろう。
私の町は、昔から農業を生業にしている人たちは多い、また”四国三郎”と呼ばれ、古くは暴れ川だった大きな川もある。
こんな地域は、日本の地方の大部分に当てはまるだろう。
そんな地域の課題に対して、現代技術を使い、解決にあたることのできる人材を育成する目的で、スクールを開校する。
今更言葉にするのも恥ずかしいほど、すごく自然な流れだ。
ちょっと持ち上げすぎた.........
いや、でも、確かにモノの道理としては正しい。それが利権構造であろうと。
2022年より、日本はドローン操作に免許制を導入する。
講習期間と費用は、4日で25万円と書いてある。
一見、よくあるプログラミングスクールのそれと同じようなビジネスモデルに見える、眉唾モノだ。
しかし、百聞は一見にしかず。
まずは、話を聞かせてもらおうじゃないか。
冷やかしになるかもしれないけど。
-- つづく --