2022.3.3 読響(グルダのチェロコンチェルト他)
【コンサート情報】
読売日本交響楽団
第650回名曲シリーズ
2022. 3. 3〈木〉 19:00 サントリーホール
指揮=山田和樹
チェロ=横坂源
コルンゴルト:シュトラウシアーナ
グルダ:チェロ協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界から」
ひさしぶりのプロオケのコンサート(たぶん)
学生時代はプロオーケストラ(以下、プロオケ)のコンサートに良く行っていたのですが、
最近はご無沙汰でした。
(東京近郊のプロオケは、学生or25歳以下は1,000~2,000円(当日チケットがあれば)で観ることができるので通ってました。)
最近ですが、アマチュアオーケストラは、たまに聴きに行っていましたが、プロオケは めっきり。
だって、プロオケは値段が高いんだもん!
値段については、賛否あるかと思います。
これについての持論もそのうち書きたいと思いますが、今回は割愛させていただきます。
まぁ、そこそこ値段はするんですが、行ってきましたよ。
曲について
コルンゴルト:シュトラウシアーナ
コルンゴルト(1897-1957)は、名前は聞いたことあるけれど、作品は存じ上げていませんでした。
計6分くらいの小品でした。
聴きやすい曲でした。(語彙力)
グルダ:チェロ協奏曲
フリードリヒ・グルダ(1930-2000)のチェロ協奏曲は、学生時代に友人に教えてもらって知っていた曲です。今日の目当ては、まさにこの曲なんですが。
この曲が作曲された時代としては、いわゆる現代音楽の時代。
常人には解りかねる曲が多い時代です。
その一方で、多様性な時代でもあるのかなと思います。
クラシック音楽の中にも、ジャズやロックや民俗音楽等が取り入れられ、いろんな形を模索する時代。
そんな時代のこの曲も、第1楽章からロック(?)な曲調。
チェロ協奏曲なのでチェロがメインなんですが、チェロの音をマイクで拾ってスピーカーを通して、なんともロックな音を奏でるんです。
ドラムやギター等も加わり、まさにロック。
第1楽章と第5楽章は楽しいので、クラシック嫌いの人にもぜひ聴いていただきたいものです。
他にも牧歌的なゆったりした楽章を挟んだりと進んでいくのですが割愛。
いろんな時代をさまよっているような構成の曲です。
とにかく聴いてほしい。それだけ。
ただ、ケチってあまり良い席を取らなかったせいか、マイクを通す特殊なモノなので なんともでした。ちょっと心残り。
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界から」
この曲は、有名すぎて何も言うことないでしょう。
第2楽章は家に帰りたくなるやつ。第4楽章はサメが来そうな冒頭から始まるアレです。
心が洗われました。
定期的に聴きに行かないとなぁ。