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6月のチョコレート×シャンパンペアリングのご紹介

こんにちは。
東京・銀座でチョコレート×シャンパンのペアリングを提供している会員制シャンパンバー「awa」です。

私たちのお店は、みなさん一度は写真で目にしたことがあるであろう、銀座和光の交差点から、徒歩1分の場所にあります。
ブランドショップの立ち並ぶ、賑やかで煌びやかな通りの路地を入った場所に、ひっそりと佇む築77年の一軒家。
外の賑やかさとは想像もつかないほどゆっくりとした時間の流れるシャンパンバーです。

ご提供するのは、チョコレートとシャンパンのペアリング。
月替わりで、毎月5店舗以上のショコラトリーからチョコレートをご用意し、ジュエリーボックスからお好きなチョコレートを選んでいただきます。
選んだチョコレートに合わせるのは、10種類以上の品種や甘さ、熟成期間の異なるシャンパン。

「大切な人と来たい」お店として、また「今週頑張った自分へのご褒美」としてご利用いただいています。

このnoteではこれまでご紹介したショコラトリーから、ソムリエの私が特に気になったチョコレートや特におすすめするシャンパンとのペアリングについてご紹介いたします。

6月にご提供したチョコレートたち

🇫🇷 Herbert Chocolat
🇫🇷Bernachon
🇫🇷 Maison Pralus
🇫🇷 Fabrice Gillotte
🇫🇷 Emmanuel Briet
🇫🇷Alain Batt

以上の各店舗から15〜30種ずつのチョコレートをご提供しました。
こちらはどのショコラトリーも日本では個人通販でもしない限り、今の時期手に入れるのは難しいのではないでしょうか。

6月のチョコレートたちは、見た目が似通っている上に、ほぼ単品で買えずBOX売りの店ばかりで、小ロットで種類が多く、またチョコレートの説明書がない店もあり一つ一つの違いや素材を見極めるのがとても難しく、一つ間違えるとお客様のアレルギー等(特にナッツアレルギーの方は時々いらっしゃるため)大変なことになるため、気を使いました。
また同じプラリネでもバリエーションは広いが複数入っている材料は微妙に変わるなど、シャンパンの銘柄の違いを出すのに苦労しました。
ベストなペアアリングが提供できないことも多く、お客さまのご期待に答えることが難しい1ヶ月でした。
その分、ショコラトリーの知名度や希少性のおかげで、ご来店いただいたお客様に喜んでいただけたことが救いです。

6月に印象に残ったチョコレートたちをピックアップしました。

Bernachon

個人的にこちらのショコラトリーはボンボンショコラよりタブレットが好みでした。
タブレットは全部で30種類以上あったと記憶していますが、その中でも気になったのはこちら

ベルナシオンといえば、チョコレート界の九兵衛、フレンチのロブションのような存在と思っていますが、合っているでしょうか。
ピスタチオはナッツだからムニエやシャルドネの熟成したものね〜とならないのが面白いところ。
ナッツの香ばしさ、ピスタチオ感は微塵もなく、見た目から想起するままの味、ねっとりと甘いペーストはウグイス餡のようでした。
普通、硬いタブレットを割ったらこんなにリッチで生々しい餡がサンドされているとは思わないですよね?それだけにとても印象的でした。
生の豆感があったので、そのアロマに寄せてあるシャンパンを合わせたのですが、定期的に購入できるものではないため、ベストなシャンパンは今も探求中です。

Fabrice Gillotte

ブルゴーニュはディジョンとボーヌにショップがあるショコラトリー。過去には東京に出店していたようです。
ドライナッツがゴロゴロしたタブレットや、プラリネシリーズもたくさん買ってきたのですが、個人的な1番はこちらでした。

真ん中の黄色がシトロン味です

シトロンのボンボンショコラ。
シトロンやレモンなど柑橘系のチョコレートとシャンパンはやはり合わせやすく、助かります。
フランスのチョコレートは茶色ばかりな中、色が綺麗で可愛い見た目も相まってとても人気でした。
甘酸っぱい<酸っぱいに近い酸味でしたので、ブランドブランのシャンパンやエクストラブリュットのシャンパンと合わせてご提供しました。

7月はあのフランスの超人気ショコラトリーや、国内の実力派ショコラトリーが登場します。

次に続きます。

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