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4~5月のチョコレート×シャンパンペアリングのご紹介
こんにちは。
東京・銀座でチョコレート×シャンパンのペアリングを提供している会員制シャンパンバー「awa」です。
当店では月替わりで、毎月5店舗以上のショコラトリーから700個前後のボンボンショコラを中心にご用意し、ジュエリーボックスからお好きなチョコレートを選んでいただきシャンパンをペアリングでご提供してます。
宝石のようなチョコレートたちに合わせるのは、10種類以上の品種や甘さ、熟成期間の異なるシャンパン。
「大切な人と来たい」お店として、また「今週頑張った自分へのご褒美」としてご利用いただいています。
このnoteではこれまでご紹介したショコラトリーからソムリエの私が特に気になったチョコレートや特におすすめしたいシャンパンとのペアリングについてご紹介しています。
4月〜5月にご提供したチョコレートたち
当店のオープンは今年の4月18日。
この1ヶ月半にご紹介したショコラトリーはこちらです。
4月
🇫🇷JEAN-CHARLES ROCHOUX
🇯🇵Artichoke chocolate
🇧🇪BENOIT NIHANT GINZA
🇯🇵LE CHOCOLAT DE H
🇧🇪Pierre Marcolini
5月
🇯🇵蕪木
🇯🇵アトリエAirgead
🇯🇵和光
🇯🇵Palet d'Or
🇯🇵Green been to bar CHOCOLATE
🇯🇵チョコレートハウスモンロワール
以上の各店舗から5~15種類ずつのチョコレートに合わせシャンパンをご提供しました。
その中で個性的で印象に残るチョコレートたちとペアリングをピックアップしました。
JEAN-CHARLES ROCHOUX
ジャン・シャルル・ロシューはパリに本店のあるショコラトリーで、一目でわかるシルバーのクロコダイルのショッパーやパッケージが個性的です。日本には青山に店舗があります。
カルーセルマシーンで削るテット・ド・モワンヌのようなチョコレートやフルーツタブレットが有名ですが、私が気になったのはこちら。
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ホワイトチョコレートのボンボンショコラは口溶けが始まるとパチパチとラムネ玉のように何かが弾けスパークします。まるでチョコレート界のシャンパン。見た目からは予想もつかない味に驚きがあり楽しめます。単品で買えないのが残念ですがぜひ試していただきたい一粒でした。
Artichoke chocolate
清澄白河にある、こちらのショコラトリーはどのチョコレートも素材の味がちゃんとして、色彩鮮やかで見ても楽しい上に、驚きのあるボンボンショコラばかりで、個人的に大好きなショコラトリーです。
中でも1番はこちら
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奄美産のパッションフルーツのかなり強い酸味。
口に入れて、ん?と一瞬止まるほどの強い酸味が癖になり、「美味し〜い!」からの、今度はパリパリとしたパッションフルーツの種の食感。
たった1粒の中にたくさんの驚きや味の波が訪れ、1粒で何度も楽しめるボンボンショコラです。
こちらに合わせるのはシャンパーニュはアイ村が本拠地、GOSSETのブランドブラン。
同じテンション、アロマがぴったりと口の中で寄り添い、ずっと続きます。
LE CHOCOLAT DE H
オランジェットと思いきや、オレンジピールをりんごのジュレに包み、ビターチョコレートで包んだこの作品。りんごのやさしく上品な甘さとビターチョコレートのバランスが釣り合っていて、手が止まらない美味しさ。
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こちらのチョコレートはあまりの美味しさに一瞬で全て食べてしまったのでお客様にはお出しできませんでした。
合わせたのは、りんごのニュアンスに寄せて、DELAMOTTE Brut。
蕪木
台東区にあるショコラトリー、「蕪木」さんのタブレット、キロンベロ。
タンザニア産カカオ70%のフルーティーな酸味のタブレットに合わせるのは、シャンパンと黒ビールを同量で割った、ブラックベルベット。
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黒ビールの苦みは、コーティングされた酸味のないまろやかで深みのあるビターチョコレートに、フルーティーな酸味はシャンパンのアロマにぴったりと合って、まるでこのためにこのカクテルが存在するかと思わせる組み合わせです。
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以上、4, 5月の特に気になったチョコレートとドリンクのペアリングをご紹介しました。
6月はフランスのショコラトリーを中心に。
プレミア感&レア感も元々の人気があってこそなので、サロンドショコラ常連の日本で知名度があるショコラトリーを中心に6.7店舗からチョコレートを集めました。
続きはこちらでご紹介しています。