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生活習慣腰痛には、大股歩きが効果的

座りすぎや立ちっぱなしで、腰が固まって痛くなってしまうことは良くあります。

私は、小さな子どもと手を繋いでたくさん歩いた翌日に、腰が痛くなることがあります。

たくさん歩いたのに、何故腰痛になるのだろう?

首を傾げて、一人で歩いていたら、歩幅が違うことに気がつきました。

子どもに合わせて歩くと、必然的に歩幅が狭くなります。

歩幅が狭いと、お尻や腰回りの筋肉を動かすことなく、膝から下だけ動かして歩くことになります。

その結果、腰が固まって膝裏にも痛みや疲労感が現れてしまうのです。

出来るだけ大股で歩こうとすると、膝を曲げずに脚を前に出し、踵から着地して足裏を使って地面を蹴って歩くようになります。

踵から着地することで、前に進むために足指で地面を蹴らないとならないので、お尻まで動くことになります。

お尻が動けば、下腹部や腰回りの筋肉も関連して動きます。

これで、固まっていた腰回りの筋肉が動かせます。

大股で歩くことのメリットは、腰痛予防だけでなく、下腹部の弛み解消や、ヒップアップ効果までもれなくついてくる点です。

ただ、ヒールのある靴やサンダルなどでは難しいので、スニーカーで歩くことをお勧めします。

自分が歩いている姿はなかなか確認する事がないので、膝が曲がっていたりしても気がつかないものです。

もし、歩いた後に腰や膝裏が痛くなる様なら、身体に負担のかかる歩き方をしている可能性が高いです。

左右の骨盤を交互に動かすように脚を出すと、お腹の中の筋肉も動いている事を感じられる様になってきます。

モデルさんの様にお尻を横にフリフリして歩くと、お腹の筋肉が使えず逆に腰を痛めてしまう恐れもあるので、お気をつけください。

腹筋、背筋を行っているのに、なかなか腰痛が治らないと感じている方は、是非、大股歩きを取り入れてみて下さい。

ぎっくり腰やヘルニア、狭窄症等の症状に悩まれている方のお話は、また次回。



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