経験値(失敗)が勇気のもと。
今朝、珍しく早起きして30分ほど家の周りを歩いた。
私が出る際にちょうど起きてきた両親が、「雨が降るんじゃないか」
と言い、「確かにね」とドアを開けて行った。
見慣れた道でも、普段ウォーキングを意識していないからか、
景色が違ったように感じる。
いつも大体音楽を聞きっぱなしだから、周りの音も新鮮。
家に帰ってくると、意外とお腹が空いてガッツリ食べたくなった。
そうだ、フレンチトースト食べたい!
フレンチトーストは、朝ごはんで1番好きなメニュー。
お母さんが前日の夜に仕込みをしているから、中まで卵が染み渡っていて、
砂糖のほんのりした甘みがたまらない。
全部の工程が30分以上なら諦めよう、と思っていたらなんと15分で完成するらしい。
こりゃ作るっきゃないと、冷凍食パンを解凍して、牛乳と卵をかき混ぜる。
後でどうせ蜂蜜かけるから砂糖は控えめに。
バターをフライパンにのせると、意外と量少なくていいんだと気付く。
人生で、初めて作ったフレンチトースト
味は、、、なかなかの上出来!初めてにしては上手くできたではないかと
誇らしげになった。
今回で何を思ったのか。それは、行動力ある人にはたくさんの経験値があるということ。
私の大学の友達、恋人を見ていると、ものすごく行動力がある。
今でもだけど、1、2年生の時は特に、彼らが眩しい存在だった。
なんでそんなにたくさんの経験をしているのか。
自分は思っている以上に平凡じゃないかと少し自己嫌悪に陥ったことも。
でもフレンチトーストを自分一人作るのだって、誰かにとっては物凄いことかもしれない。
フレンチトーストは初めてだったけど、短時間で液がしみてたし、
バターを焦がさずにできた。
料理は普段からしているわけでもないけど、作るのは苦じゃないし、
割と好きな方。
初めて何かをするとき、「失敗したらどうしよう」と行動に移せなくなるのは
当たり前。
行動力がある人は、ただ人よりも失敗を経験しているからこそ、
蓄積された経験値から勇気を作っているのだとどこかの本で知った。
今日フレンチトーストを作ってみて、なるほどと本の意味を受け入れられた。
当たり前のようなことで、普段のネガティブな意識が、
行動力は限られた人にしかできないと刷り込ませていた。
自分だって、行動力が高い人になれる。
そうポジティブに思い込んでみようと思った土曜日の朝だった。
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