フリーランスの先輩、坂戸真美さんについて
2回に渡り、ライブ配信に出てくれた坂戸さん。
坂戸さんとは仕事の現場で出会ったのですが、今ではプライベートでも仲良くさせてもらっていて、メルカリで買ったものについてきた謎のオマケとか、現場での珍事とか、すぐ報告してしまいます。去年仕事でメルカリを使いまくってた時に、新潟のコシヒカリがオマケについてきてびっくりしましたね。
坂戸真美さんプロフィール
グラフィックデザインの専門学校を卒業後、映像美術会社に入社 主にCMの現場にて装飾アシスタント、美術進行として従事 2017年よりフリーランスの装飾(セットデコレーター)として独立
当日のバーチャルライブ配信はYouTubeでもご覧いただけますので、ぜひご覧ください!
高校生の頃は雑誌が全てだった
これ、運命かなって思った(就職することになる会社との出会い)
いろんなもの(職業)に憧れてたのが(結果的に)よかった
セットデコレーターは(経験しておいて)無駄なことがない
SNSに振り回されてる気がする
坂戸さんは小学校の頃は絵を描くことが好きで、中学生になると音楽に夢中になります。高校生になると雑誌の影響でファッションに興味を持ち始め、雑誌の特集でアートディレクターという仕事を知り、目指すことに。
グラフィックデザインの専門学校に進学し、課題に追われる毎日を過ごしながらもデザインすることの楽しさを知ります。
卒業制作も終わり、そろそろ就職しないとな〜と考えてる頃、憧れのアートディレクターのSNS投稿で、近い将来自分が就職することになる会社の存在を知ります。(仕事内容の)セットデコレーターって何?と思いながらもインターンのち就職。働いているうちにその仕事が自分に合っている仕事だとわかり、会社を辞めてフリーランスになってからもデコレーターをしています。
学校に関しては、学習する姿勢が身についたこと、社会の仕組みや友達との関わりを学べたので行ってよかった。だけど、当時オンライン授業とかがあったらまた違ったのかな〜、とも話してくれました。
小さい頃から好きなことに一直線で、興味を持った事に積極的に取り組んでいた坂戸さん。自分に素直でタイミングや運の掴み方もすごく上手だな、と感じました。その時代その時代のメディアをうまく使って、知りたい情報を得たり、人と繋がったり。素直に真っ直ぐに行動するって、大人になるとなかなかできないと思います。
学生の時は国語の授業が好きで、特に作者の気持ちを考える問題が得意だったと話してくれた坂戸さん。デコレーターの仕事は想像力がとても大事で、各セットの登場人物になりきって飾ることで、飾りのリアリティが増したり、色々なパターンを想像することで現場でのトラブルを回避できたりもします。国語の授業ってそういう事にも活かせるんだ、と初めて感じました。
小さい頃から色々な事に興味を持ってきたことが、結果的に今の仕事に活かせている、デコレーターは経験しておいて無駄になる知識がない、と言えるのも、坂戸さんが自分の経験を総動員して真摯に仕事に取り組んできたからではないでしょうか。
アシスタントの話の流れから、現場で気をつけること、飾りのことなど話してもらいましたが、今後坂戸先生として装飾について教えてもらう回もやりたいですね!
いまデコレーターを目指している人も、現在会社にいて、近い将来フリーランスになりたいと考えている人も参考になるのではないでしょうか。
坂戸さんは現在もCMの現場などで活躍中ですが、来年は仕事もやりつつ自分の時間を大切に過ごしたいと話してくれました。
仕事のスケジュールをある程度自分でハンドリングできるのも、フリーランスならではですね。
今後のご活躍を応援しています!
坂戸先生の授業も、期待してます!