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新しい手帳を使い始めました
去年の暮れ、私はそわそわしていました。
毎日書いている手帳が終わりを迎えつつあり、
机の隅に置いてある新しい手帳が視界に入っていたからです。
「もう一年が終わった。あっという間だった」と感じるのが
大人にとって一般的な暮れの感傷かと思うのですが、
私は「早く来年になって新しい手帳を使えないかなぁ」と
のんきにワクワクしていました。
昔から「ほぼ日」の手帳を愛用しています。
ボールペンで雑に書いても耐久性があり、
1日のスペースに自由に書き込めるところが気に入っています。
「ライフログ」という言葉が流行っているようです。
私も、
・行動したこと・予定と時間
・体調・天気・気温
・1日の良かったことや変化
などを書いています。
ただ、今年からはもっと書きたいことが増えたため、
大判の「ほぼ日手帳HON」というシリーズを使い始めました。
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『メモの魔力』という本があります。
著者はSHOWROOMというサービスを運営している会社の社長で、
「メモ魔」として知られています。
この本では、「ファクト→抽象化→転嫁」という形式で
メモを書くことを提案しています。
詳細は本をご覧いただきたいのですが、
要は「事実を知り、本質を見抜き、実際に行動する案に落とし込む」
アウトプット法です。
「アウトプットは記憶を定着させるために重要」とよく言われますが、
それをメモでシステマティックに行うための手法です。
特に、ビジネス書のメモで使えそうな技術だと思います。
これを、大判手帳の1日1ページに書き始めてみようと思ったのです。
生産性という言葉には、
「効率」という無機質な響きを感じるかもしれません。
しかし、自分の軌跡を「手帳のメモ」として記録に残すことは、
想像以上に未来への道しるべとなるものです。
漠然と「どうしたらよいだろう」と迷ったとき、
手帳は、後押しをしてくれるだけでなく、
「気づき」を与え、歩みのスピードを高めてくれるのではないでしょうか。
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