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米津玄師 2025.2.27 Junk 感想

やはり米津さんが好きだ。このライブはそう感じた。
私は約10年前にうごくメモ帳でマトリョシカとゴーゴー幽霊船に出会ってから米津さん(HACHI)が好きになった。

米津さんは昔(6,7年前)に比べてよく顔出しをするようになったし、曲調やイラストの表現の幅が広がって、進化し続けている。彼は良い意味で吹っ切れて、自身の解釈を表現することに自信が出てきたように見える。

間違いなくその背景には様々な葛藤があって、才能とセンスの塊なのはもちろんなんだけど、苦手な部分も努力で克服しただろう。誰目線って感じだけど、こういうことを感じて最近の米津さんの曲を聴いてしまう。

だから今回東京ドームオーラスでは新曲をたくさん歌ってくれて、ファンのみんなに米津さんなりの感謝を精一杯伝えてくれて、本当に感動した。あそこにいた多くの人の気持ちをふっと軽くして、前を向かせてくれただろう。

私は最近の曲も昔の曲も大好きだ。曲調も最高だし、歌詞も美しい(米津さんの普段の発言も表現力がすごい)。最近のだとLOST CORNERっていうエンディング感のある曲が好きで、米津さんはこの曲を本当にエンディング辺りで車でアリーナを回りながら歌ってた。昔の曲だとメランコリーキッチンが大好き(YANKEE自体大好き)で、生歌は聞けなかったけれどJunkツアーで数回歌ってくれたみたいで、まだ彼にとって思い入れがある曲なのだとその事実でうれしくなった。

米津さんは次は海外公演に行く。今後も進化し続ける米津さんにこれからもついていこう。そして私の日常に対するエネルギーは満たされた。自分の未熟さに対面しても寛容に受け入れよう、私も進化し続けよう、そう思った。

米津さん、ミュージシャンとダンサーの方々、あの会場を作ってくれたすべての方へありがとう、ツアーお疲れ様でした。って言いたい。


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