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藤村頼正 (古里おさむと風呂敷き) #AVMS 応援メッセージに寄せて From 後藤正文

藤村頼正 (古里おさむと風呂敷き)

2009年にwilcoのアルバムを聴いてすっかり彼らのファンになってしまった。
彼らの音源を一通り聴くと明らかにドラムのサウンドがこれまで聴いてきたロックで一番好きだった。それから自分なりにもドラムのサウンドにこだわるようになったが、近年では技術の進歩で狭いスタジオでも良い音が録音できるようにはなってきた気がする。ただ圧倒的に「気持ちよさ」が違う。
広い空間でドラムを叩くことは本当に気持ちが良いのだ。
「バンド」とは何かと言ったら「ドラムがいる楽器隊」のことを指すと言っても過言ではないくらい、ドラムというのはバンドの基礎であると思う。
インディードラマーや若手エンジニアたちの憩いの場になれると良いなと思います。プロジェクトを応援しています。

 Wilcoのサウンドの気持ちよさは同感です。グレン・コッチェのドラムは演奏技術の高さもさることながら、衝動とユーモアのベストミックスみたいな瞬間を何度も感じさせてくれて、Wilcoのライブではドラムばかりを凝視してしまいます。

 ドラムって、本当にバンドにとっては大事な存在ですよね。なるべく気持ちい良い音でドラムを録りたいと自分の楽曲制作ではいつも思います。藤枝のスタジオの面積はそんなに広くないですけれど、工夫して4m以上の天井高になります。きっと藤村君も、解放的な気持ちで叩いてもらえるはず。

 本当に、若いエンジニアやドラマーの憩いの場になったら嬉しいです。ドラムを録るときのマイキングの技術や、バスドラムやスネアのチューニングの話など、心置きなく情報交換できるようなコミュニティーが作れたら本望です。

 藤村君も、藤枝に遊びに来てくださいね。


後藤正文



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