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塩塚モエカ (羊文学) #AVMS 応援メッセージに寄せて From 後藤正文
塩塚モエカ (羊文学)
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「社会彫刻」という言葉がありますが、このスタジオを建てる背景から、そこで鳴らされる音までの全てが、 ある意味で、彼がクリエイターとして培ってきた創造力の賜物なのではないかと思うからです。 中学生の私は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバムたちを聴きながら、そこに広がるめくるめく世界を何度も噛み締めて通学していました。 その頃から相変わらず、ゴッチさん、そしてASIAN KUNG-FU GENERATIONの皆さんの活動は、 バンドサウンドへの挑戦、発見、そしてミュージシャンの新しい可能性を開くような驚きに満ち溢れていると思います。 このスタジオを起点に、どんな新しい音が未来につながっていくのか。今から楽しみで仕方ありません!
塩塚さん、応援コメントありがとうございます。
ヨーゼフ・ボイスのことを知ったのは、ミヒャエル・エンデの全集のなかの『芸術と政治をめぐる対話』でした。ふたりの視点は対照的なところがあって、社会もある種の芸術=社会彫刻だと捉えるボイスと、あくまで芸術は芸術として人間性の表れだ(それゆえの可能性も指摘しながら)というエンデの言葉が対照的で、考えさせられました。これを機に読み返してみます。
羊文学のような、凛とした佇まいのバンドが、この取り組みから飛び立つ瞬間を夢見ています。頑張ります。いつか藤枝へ演奏しに来てください。
後藤正文