脳動静脈奇形の治療体験談③~発覚~
どうも、ざいあんです!
今回は、僕の病気が『脳動静脈奇形』だったと発覚した時のことを記します。病名を宣告された時は「???」と頭の中が真っ白になったのを今でも覚えています。
後輩の勧めもあり、仕事を抜け出して脳神経外科に行きました。
病院に到着して、早速に医師に「言葉が理解出来なくなる違和感」を伝えたところ、「ざいあんさん、あなたの症状は睡眠不足や疲れだけではあり得ません。脳に何かしらの異常がある場合に表れる症状です。脳腫瘍が出来ている可能性もあり得ます、すぐにMRIでチェックをしましょう」と言われました。
MRIはたったの30分くらいでしたが、もの凄く長い時間に感じました。「1年も放置していたし、もっと早くに診察すれば良かった、脳腫瘍だったら大きくなっているんじゃないか」と心の中は全く落ち着きませんでした。
MRIが終わり、再度診察室に入ったところ、深刻な表情をした先生から「予想した通り、あなたの脳には異常がありました。『脳動静脈奇形(通称AVM)』という病気が見付かりました」という宣告がありました。
詳細の病気の内容を話してはくれましたが、正直しばらくの間、頭の中は真っ白でどうして良いか全くわかりませんでした。
落ち着いて話を聞いたところ、私が抱える「言葉が理解出来なくなる違和感」の症状は『脳動静脈奇形』によって脳血管の血流が乱れて発生した『てんかん発作※』による『失語症』である可能性が高い、とのことでした。
※脳にある神経細胞の異常な電気活動により引き起こされる発作のこと
また、この病気は放っておけば脳出血に繋がる可能性があるので、直ぐに詳細を調べた方が良い、とのアドバイスを頂き、直ぐに詳細検査が可能な病院を紹介してくれました。
もう仕事の状況を考えている場合ではない、と改めて思い直し、最速に日付で予約してもらいました。
後々聞いた話ですが、この病気は50%は脳出血になってから見付かるらしいです。1万人のうち1〜2人とは言われているけれど、実は気付かずに過ごしている人も多いのだとか。
私は失語症でしたが、脳の場所によっては色んな異変があり得ます。皆さん「疲れ」とか「ストレス」を理由に身体の違和感を放置していませんか?大きな異変があってからでは遅いので、思い当たることがある方は今直ぐ病院に行ってくださいね。
何か感じだことがある方はぜひコメント頂けると嬉しいです!
次回は大病院での検査について綴らせて頂きます。
それではまた!