脳動静脈奇形の治療体験談①~予兆~
どうも!ざいあんです
今回、症状がどのように表れてきたのかを記していきたいと思います。
初めにお伝えしたいのは、僕が「あれ、おかしいな」と最初に違和感を感じてから病院に行くまで、1年以上の年月が経っていた、ということです。
僕が感じた違和感、それは「失語症」でした。
他の人が「送られたメール」や「話されていること」の言葉を頭で理解出来なくなる、ということが突然仕事中に発生するようになったんです。「あれ、おかしいな」と思っても、5分くらい経つと元通りに戻ります。家にいる時にはそんなことは起こりませんでした。
当時は「失語症」という言葉を知らなかったので、インターネットで「頭 働かない」と検索をしてこの違和感のことを情報収集しようとしました。すると、真っ先に出てきたのは「睡眠不足」や「疲れ」、「ストレス」という言葉でした。確かにその頃、仕事が忙しくて終電帰り、睡眠時間も3~4時間となることが続いていたので、僕も「やっぱり睡眠不足が原因」と考え、放置していました。
もちろん、脳疾患の記事も一部含まれてはいました。「脳腫瘍」「脳卒中」、そんな言葉を見て、「まさかそんなはずはないだろ」と流してしまってました。
1ヶ月に1回、その事象が発生するようになって、「これって本当に疲れなのかなー」とは気になってましたが、当時忙しいこともあって「きっと疲れ溜まっているんだ」と自分に言い聞かせていました。
1年以上経ったある日、この症状が長時間に渡って続くことがありました。「5分くらいで治るだろう」、そう思って放置していたのですが、30分以上経っても治りません。「あれ?」と思っている中、後輩から「ざいあんさん、相談良いですか?実は~~~」と相談を受けました。でも、何を言っているかわからないので答えることが出来ません。「もう1回いいですか?」ばかりを私は繰り返してしまいました。
結局、相談してくれた人もあきらめて、「また改めますね」と下がってくれました。
でも流石に相談してくれた人も周囲でやりとりをしていた人も、「何か変だな」と思ったようで、「今日は早く帰った方が良いですよ」と呼び掛けてくれました。
やっぱりおかしい、でもどうしていいかわからない、そもそも仕事も忙しいし悩んでいる暇はない、どうせ疲れだ、そんなことを考えながら悶々と過ごす日々をそのまま過ごしていきました。
でもそんな僕が「病院に行こう」、そう思い直すきっかけがありました。
それはまた次回の投稿で綴らせて頂きます。
それではまた!