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オタクの思い込み

「Facebookはリア充の自慢ツール」
事実そのような側面もあるが、違う角度から見るとそうでもない。

Facebookは言わば“手紙”である

先日、叔父の結婚式に行ったときに少しだけ叔父の友人Aさんからお説教を頂いた。
Aさんと私は同じ趣味で繋がりがあり、Facebookでも繋がっていた。二度彼とは趣味人の集まりで顔を合わせていたが、私の仕事が上手く行っていなかったこともあり、音信不通だった。

結婚式の2週間前に志望する会社に就職が出来たので、会場で晴れてご挨拶に伺ったのだが

「心配してたんだぞ。叔父からも仕事が上手く行ってないと聞いていた」

と言われた。目からウロコだった。

Aさんは「なぜ俺を頼らない」とまで言ってくれた。僕は申し訳なさで胸が潰れる思いだった。

ネット時代で繋がりが希薄になった今、SNSが“弱い繋がりだから”と馬鹿には出来ない。中には本当に心配してくれる人がいるのだ。

それ以降大したことは書かなくても、せめて「ちゃんと食えてます」「仕事してます」と報告をすることにした。

「目からウロコ」というのはパウロの手紙が語源になっているが、まさに筆まめを怠る現代っ子を体現していた訳である。

#Facebook #フェイスブック #弱い繋がり #SNS

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