【欧州冒険記】 vol.3 1週間経って感じていること書き殴り📝
2025年1月23日(木)、朝起きたら外が一面真っ白の雪景色でした。
今年初の雪 まさかの in デンマーク。
寒いのが大の苦手で冬は一生冬眠してたいとか思ってる私が北欧で暮らす日が来るなんて、ちょっと前の私は想像もしなかっただろうな〜
そんな私が過ごすデンマークでの日々は本当に本当に本当に濃くて。
もうすでに半年くらい過ごしたんじゃないかってくらい、まだデンマークのみんなと出会って学校がスタートしてから5日しか経ってないなんて信じられない。
ふとした瞬間に、
「ああ、今私はあの憧れの北欧、デンマークにいて、ここで生きてるんだ」
って思ってなんだか涙が出てきそうになるくらい、本当に幸せです、今。笑
（ちなみにこう思ったのは初回のダンスの授業で謎にきっっっっつい筋トレパラダイスさせられてる時。「きついけど、デンマーク来てまで何してんだとか思うけど、でも今幸せだ、とんでもなく。」って思っていました。変なやつ。）
自分が感じたこと、初めて知ったこと、面白かったこと感動したこと、、、
全部全部記録に残さなきゃ、と思いつつも、なんだか１回１回のその衝撃で頭がいっぱいになってしばらく自分の中で余韻に浸って色々と考えて消化してしまうタイプなのでなかなか文字起こしができずにいるのが現状。
あとは普通に朝7時半の朝ごはんから始まって夜まで予定詰まってる上に一生第二言語に埋もれるのと人とずっと一緒にいる気疲れで気力が残ってない、笑
なので書けるタイミング、書きたいタイミングで一気にここに書き下ろします。
とにかくつらつら書くから何いってんだこいつ、みたいな内容あったらすみません。
あとめちゃくちゃ話し言葉。
本当ならお見せするべきものではないかもだけど、これが私の体験した、感じたリアルです。
ご承知おきください。それでは参ります。
うんーまず何から話そう、
とりあえず、5日間フォルケで過ごした感想か、
この間つぶやきにも書いたけど、
とにかくとにかく対話が多い。本当に。
ダイニングで集まってご飯食べる時も各々好きなところに座ってそこにいた人と喋るから毎日いろんな人と会話しながらの食事だし、
その食事の後とか夜のフリータイムはみんなカフェラウンジ的なところとかその他諸々の部屋に集まってボードゲームしたりしながらとにかく語るし、
週末に開かれるパーティーとかについても廊下ごとにチームになって自分たちで色々考えて形にしていくんだけどそこでも本当にたくさん話し合うし、
なんか本当にすごくて。
とりあえず、誰のどんな意見でも一旦聴く。
"仲間はずれ" みたいな概念すら存在しないんじゃないかと思うくらい、ひとりひとりのことを尊重していて、しかもそれが心からやっていることっていうのがすごく伝わる。
自分は相手の気持ちが見えすぎなくらいにわかってしまう人だから、言語が違ったとしても(彼らがデンマーク語で話していたとしても)なんとなく雰囲気で本心を読み取れるけど、ここにいる人たちは自分にとってなんだかすごく心地よい雰囲気と心を持っていて。
もちろん、それはお互いが尊重し合えるような人間性をみんなが持っているから成り立つことでもあるけど、なんというか、
ここにいる人たちは幼い頃から、こういう人との対話で心と心のコミュニケーションをして、他人の理解、受容、そして自分という人間の確立、そういうもののHow to を養ってきたんだな、ってすごく感じる。
、っていうふうに思って過ごしてたんだけど、
今日の朝のモーニングアクティビティ的なやつで、
5,6人のグループを作って、そこで「価値観ゲーム」(用意された、「良いコミュニティづくりのために1番大切なことは何か」みたいな質問が書かれた紙を裏返して置いて、ひとりひとり引いてそれについて答える→付け足しあれば追加で言う、みたいなゲーム) をしたんだけど、そのときに私が引いたテーマが
「この私たちの社会的コミュニティにおいて、お互いの信頼(？、忘れたけど確かそう)を強めるアクティビティや習慣は何か」
だったから、私は
「やっぱり対話だと思う、日本だとここまで頻繁に人とコミュニケーションをとって会話をしないし、言葉で通じ合うのって大切だし、、」
って話をしたら、
「たしかにそれもそうだけど、逆に言葉を使わずにやるアクティビティ、例えばダンスとかスポーツとか、そういうのもあるよね」
って言われて、
たしかに、歌もそうだねってなって、、、
みたいな流れがあったときに、
うわーーなるほどなーーーと思わされて。
つまり、ここで過ごした5日間くらいで、
「すごい対話するな素敵だな」
と思ってたけど、そこばかりに目がいっていて
「対話なしでコミュニケーションを取ること」
「言葉を介さずに心と身体で繋がること」
っていう面にもすごく大きな価値があることに気づいていなかったというか改めて気付かされたというか。
たしかに、デンマーク人って歌とかダンスが大好きで、
朝ごはん食べたら歌って、夜ご飯食べたら歌って、時には1時間の合唱の時間もあるし、パーティーの時にはみんなで考えたダンスをみんなで踊って、、みたいな、
そういう「みんなで１つになって心を通わせるアクティビティ」も本当に多いから、そういうもので団結力を養ったりそのコミュニティーに属している安心感を得たりもしてる。
この時間が本当に好きです
しかも、私がここにきて感じているようなデンマークの良い雰囲気とか習慣みたいなものをそこに住むデンマーク人がしっかり自覚していて、それを愛していて、「これがデンマークだよ素敵でしょ」って思っているのがすごく伝わってくる。
これが何よりも素敵だなと私は思ってて、
このフォルケに来てる日本人3人ともよく日本についてとか爆語りするんだけど、正直毎回、母国に対して本当に愚痴しか出てこなくて。
虚しい気持ちになって、このままここに残りたい〜とか思って終わるんだけど、。笑
デンマークのすごく税金が高いこととか、世界で最も幸せな国の一つとして言われていることとか、そういうことに対してどう考えてるのか気になるから色んな人に聞くけど、誰に聞いても
「確かに税金が高いことも自覚してるけど、政府がそれに見合ったサポートをしてくれるからすごくそれに納得してるし、良い仕組みだと思ってる」とか、
「たしかに幸せな国だなと思う」とか、
自分の国にすごく誇りを持ってると感じる瞬間がたっくさんあるんです。
その一方で、小さい時から全国みんな同じ授業を受けて、良い高校良い大学に行ってすごいところに就職して幸せな家庭を築くのが理想、みたいな型がある日本。
そのレールから外れようとすると「変なやつ」扱いになって、結局引き戻されたりする。
そのくせ、就活する時には「ガクチカ」を求められて、他の人と違う何かがないと「強みのない人」になる。
なのに、最近はmbtiみたいな性格診断まで導入されていて各項目の選択肢に「合格しやすいもの(つまり"正解")」があるらしく、みんなしてそれを選択するように指導されるらしい。何がしたいん？^_^
とまあこんな感じで理不尽な仕組みに対する嫌味しか出てこない日本人とのギャップがすごいデンマークです。
もちろん見えていない日本のすごいところ、デンマークの良くないところ、それぞれあるとは思うけど、20年以上日本で過ごしてきて感じていることに対してこの数日間で感じたデンマークの素敵な部分が溢れすぎていて、ギャップにやられています。
この記事ちょくちょく進めながら書いてるからちなみに今はもう1/26(日)なのですが、、
一昨日はIntro partyがあって、かの有名なデンマークのぱーりーないとを体験しました🕺🪩
これもかなりの衝撃的なギャップのひとつで、とにかくアルコール入れて飛んで跳ねてぶちかます。
私はお酒もダンス好きだから本当に楽しかったけど、これがみんな自慢のカルチャーとして存在するのってなんかすごいなとは思った笑
先生たちも、みんなおんなじように参加して、なんなら先生たちのバンドによるライブまであって、本当に学校全体で楽しむイベントって感じ。
日本人からしたらびっくりしちゃうくらいみんな人との距離が近いのも、全部信頼からなってるんだな〜と。
小さい時からたくさん色んな人と関わって、心と身体でコミュニケーションをとって、たくさんの価値観と考え方を身をもって知ってきたからこそ、どんな人でも受け入れる体制が整っていて、これだけ優しい心を持ってるんだろうなと感じてます
あとは、良いところ探しが大得意なんだなデンマーク人、ってすごく思う。
日本を振り返ったときに、会話の中でネガティブな内容ってかなり多いなって。自分も然り。
でもデンマーク人と話してると、そういうネガティブな話が苦手なのか、「じゃあ逆に良いところは？」みたいにプラスの方向に話を持っていってくれることが多い。
こういう国民性というか、デンマーク人の根底にある性格というか、それありきの「幸せな国」なんだろうなとも感じます
てなわけで長々と思ったことを書き殴ってしまったわけなのですが、、
1週間毎日デンマーク人と過ごして感じたことはこんな感じ。
もちろん全員が全員こんな良い人たちなわけではないかもしれないしこの空間のみで諸々のことを判断することはできないけど、少なくとも私のまわりにいるみんなはとても素敵です。出会いに感謝。
なんだかまだまだ書き足りないような気もするけど、忘れないように要素だけ別の場所に記録して今回の記事はこのへんで。
それでは〜👋🏻 Tak;)