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sardinha【名(女): 鰯】

Olá, Bom dia! Como está?

ポルトガルは今、イワシの季節です。最近はどこのレストランも日替わりメニューにイワシの炭火焼きが載っています。
正直、ポルトガルに来るまでは、あまりイワシは好きではありませんでした。しかし、季節の新鮮なイワシの炭火焼きは本当に美味しいです。ちなみに、ま、お店にもよりますが、一人前、少なくとも6尾はあります。気前のいい店では8〜10尾。あくまでも一人分ですよ。それにだいたい茹でたジャガイモとサラダがセットでついてきます。サラダには焼きピーマンが載っていることが多いのですが、こちらのピーマンは日本のものと比べかなり大きく肉厚で、やはりグリルした後、皮を剥いてサラダにします。グリルすることで苦味が減り甘みが増してイワシにとっても合うのです。
新鮮なイワシのグリルは皮が簡単に剥がれ、食べるのも難しくありません。レストランだけでなく、家族や友達が集まった時にも、この季節はよくイワシパーティになるのですが、そんな時は皮と骨を取ってフィレにしたイワシをパンの上に載せてから食べ(その際そのパンは食べません)、最後にイワシエキスをたっぷり吸ったパンを残り火でグリルしてからいただくのですが、これがまた絶品なのです。レストランではできないおうちごはんの醍醐味です。

リスボンでは毎年6月13日、リスボンの守護聖人である聖アントニオのお祭りがあり、別名イワシ祭りと言われるくらい、あちこちでイワシの炭火焼きの屋台が出るらしいのですが…らしいと言うのは、コロナ騒ぎで昨年もそして今年も大々的なお祭りは中止ということで、まだ実際に体験していないのです。お祭りはないですが、美味しいイワシはまた食べに行ってきます。

イワシはポルトガル土産の主要モチーフだったりもするのですが、その話はまた改めて。ひとまず今日はこの辺で。Até a próxima!

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