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50歳で退職を決断した理由(キッカケ)

どうも、あびです。
50歳を期に脱サラへのチャレンジを決意し、退職まで半年を切ったのですが、ここにきて焦りが増し増しになってきました。

一大決心をした割りには、華麗巧みに言い訳を見つけ準備を進めようとしない自分に嫌気がさし、2024年10月から日記を公開し始めました。


今日は脱サラを決断したキッカケを書こうと思います。

脱サラを決断した理由はいくつかあるのですが(別記事で書きます)

キッカケは1つでした。


娘のメンタル不調

大学生になった娘はしばらくは電車で通学していたのですが、1年ほど経ったころ、例の奴が出てきました。

学校に行けない日がポツポツでてきて、外食ができなくなり、電車に乗れなくなりました。

小学生のときから例の奴が何回か顔を出していたため、ぼくと妻は驚くことはなく「来ちゃったね」という感じでした。

病院からは適応障害と言われたりしますが、本当の原因は分かりません。

なんだかメンタル不調なんです。


それから数か月間、妻が送り迎えをして通学をする日が続き、病院に行ったり、食事を変えてみたり、サプリを飲んでみたり、気分転換にドライブに行ってみたり、メンタルが回復するために試行錯誤をしていました。


仕事100%

そんな中父親である僕はというと、あるシステム開発のプロジェクトリーダーをしており、炎上しかけていました。

もともと短納期のプロジェクトだったのですが、着手が遅れリソースが足りない状態となりました。

そこで要員を4人追加して対応しようと試みましたが、頭数だけそろえても思うような生産性はでず、既存メンバーに負荷が集中する事態になっていました。

夜22時~23時まで仕事をしてヘトヘトになって家路に付く毎日。

そのため、ロクに家事もせず娘のことも妻に任せっきりでした。


一瞬で決まった

何とか炎上プロジェクトが終わった後の休日。
妻と今後について話し合っていました。

このままでは就職は厳しいよね。

今の世の中、組織に所属しなくてもできる仕事はたくさんあるけど、1発目からフリーランスってのもハードル高いよね。

毎日の送り迎え大変やね。

学校の近くに引越しするという手もあるけど、お金かかるし、持家やしね。


マンション売ったら?


妻が発したこの一言で、ビビっと電気が走り、短時間でいろいろなことが頭の中で整理されました。

  1. 通学の送り迎え(往復2時間)が必要なくなる

  2. 学校に行きやすくなる

  3. 環境を一気に変えられる

  4. 脱サラのチャレンジができる


通学の送り迎えが必要なくなる

一番のメリットは妻の時間が増えるため、送り迎え以外のサポートに時間をかけられることですが、送り迎えに使っていた都市高速代、ガソリン代の合計、月約3万円がなくなることもメリットのひとつでした。


学校に行きやすくなる

これまでは、学校に行ってみようかと思っても電車に乗るのが億劫で送り迎えのお願いをしないといけませんでしたが、歩きや自転車で行ける距離であれば、試しに行ってみようというチャレンジができるようになります。


環境を一気に変えられる

前の家には約15年住んでいたので、慣れ親しんだ家、地域、周りの人々という環境でした。

当時不調や疲れ、思うようにいかないストレスから家族全員が「もやもや」しており、何かをキッカケに「変えたい」という意識があったため、引越しをすることで強制的に変わることに対して大きな期待がありました。

環境が変わることで、気持ちも変わるのではないかと。


脱サラのチャレンジができる

個人事業主になり、うまくいったら娘を雇うことができるのではないか。

うまくいかなかったとしても、チャレンジをすることでアドバイスができるようになるのではないか。

このような考えは以前から持っていました。

しかし、本業以外に収入がない状態のため、チャレンジする間は無収入になるわけで、自分の中では脱サラは「したいけど、できない」ものでした。

しかし、マンションを売却したお金と退職金を合わせると、1年くらいは無収入でもやっていけるのではないかと思えたのです。
※50歳という節目で退職金が少し優遇されるという条件も重ってました。


っということで、1年の期限付きで個人事業主になるチャレンジすることを決めたわけです。

当時ここまで言語化できていませんでしたが、決意した感覚が明確にあり、今でも鮮明に覚えています。


この決断から約1年が経ち、2025年3月での会社の退職が決まり、マンション売却、引越しが完了しました。
環境が変わったことが影響したのか分かりませんが、娘も快方に向かっており家族での会話も明るいものが多くなりました。

脱サラへのチャレンジとは関係なく、引越しをしてよかったです。
チャレンジへの意欲も倍増しました。




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