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開演直後に……



本日プレビュー公演三日目でした。
プレビューの四回の公演は全て予約が埋まり満席状態で作品としてもお客さまがいてくださることでとても良いヒントを貰えております。

今回、開演直後にいきなり他の演出家はあまりしないというか出来ないことをメインディレクターの平井さんは仕掛けており、私(池内)は度肝を抜かれました。

「すごい怖いプランを考えてきたな。」と。

でも、これは勝手にやらないと決め込んでいたもので、実際にやったらどうなるのだろう?という好奇心も同時に起きました。

そして通し稽古でその時間を想像し、劇場で体験した中では、なるほどという効果が生まれております。

しかし、情報を知らないままこれを体験するともしかしたら戸惑うかもしれないと思って今、この文章を書いております。

ネタバレにはさせたくないので詳しくは書きませんが、今回の作品開演直後、『あること』が起きます。

そしてこの『あること』は、作中で無意識に効果を与えるので、特に作り手の意図を汲もうとしないで大丈夫なものです。

ありのまま感じることが大事ですので、ご安心ください。

その結果「んん?」となっても良いですし、「おぉ!!」となっても良いですし、「ほほほ!」っとなっても大丈夫です。

ただ一つ、戸惑うのは本意ではないく、良い形で一緒に入口に入れたらと思いこれを書きました。

ちなみにもし仮に、万が一「不安」という感覚が生まれてきたら、そっと目を閉じ、ゆっくり息を抜きながら焦らずリラックスしてみてください。

今回、普段演劇ではあまりやらない演出により演劇では体験しない時間を過ごすと思います。

ぼんやりとその時間を過ごし空間に自分の身体と感覚を委ねて頂けたら幸いです。


avenir'e ディレクター 池内風

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