あたたかい日差し/予感
ルーティン化された日々の中で如何に非日常で特別な時間を生産できるのであろうか。映画鑑賞や読書は自分の見えない世界を描いてくれているので、非常にありがたい娯楽だ。
「映画100本見るより、インドに1回行った方がいい」SEXはダサい/トリプルファイヤー
これは一理あるのかも。インドまでなかなか行けないが、何かを実体験した時、画面や文字以上に得られるものがある。
ここ最近、私的に生きていると実感した日を記録したい。
お昼過ぎに鎌倉に集合し、友人と海で散歩する予定。時間通り集まり、江ノ電で七里ヶ浜で降りたのだが、なんと暴風大雨。しかし、荒れている波があまりに美しく、雨も気持ちが良かったので、傘をささずに江ノ島まで海沿いを歩くことに。
江ノ島まで辿り着いたが、洋服も全部びちょびちょになり、顔にある水滴は雨なのか涙なのかよだれなのかよくわからない状況。そんなびちょびちょだと、どこのお店にも入れないので、コンビニでタオルを買ってとりあえず髪をふき、藤沢まで歩いて洋服を買いに。
3時間ちょっとの散歩(?)であったが、暴風雨と曇りと晴れ、お天気雨を体験し、更にはこのノートの画像のように虹も見れた。普段、引きこもってパソコンばかりいじっている私は、この短時間で久しぶりに天気の変化を楽しめたことが嬉しすぎる。荒々しい海と殴るように降る雨は、私を鞭で迎え入れてくれたようだった。雨が止んで、セブンに入り肉まんを買って頬張ったが、今まで食べた肉まんの中で1番美味しかった。
藤沢に到着し、無事洋服も変えられたので、一休みしようとバーガーキングへ。バーガーキングでフロートを頼んだら、アイスの機械が壊れていて返金された。まあまあ、仕方ないと思い、お酒が飲みたくなったので近くの居酒屋へ。
その時、お酒を3杯飲んだのだが、なんだか疲れていたのか、人生で初めてお酒を飲んで吐くという行為をした。大学生の仲間入り???を果たしたのか。もう学部は卒業しているけれども。今までは飲んで吐いてしまう人を軽蔑していたが、いざ自分が吐くとなると、これは意外とスッキリするもので、どうしたものか。体験するのも悪くないなと思った。
ちゃんと袋の中に吐いたので、自分のゲロを持ち歩く羽目になったが、普通に温かくてキモかった。非常にキモかった。でも寒かったからなんか良かった。キモかったけど。吐き切ったのでかなり量があって普通に重かった。ポジティブの鬼なので、こんな吐くこともないだろうと思って、なんだか嬉しくて記念撮影もした。
こんなことアウトドアの人からすると別に日常ではと思うかもしれないが、とにかく人とあまり会わない、お酒もそんなに飲まない、パソコンばかり見ている、大雨の中外を歩くことのない、ゲロを持ち歩くこともない私は、インドに行く以前に、日本でこれだけ体験できてしまってかなり嬉しい。やっぱり家にこもってちゃダメだ〜。
ここ数日はずっと楽しい。あたたかい日差しの日もあった。なんだかいい予感がする。
プレイリストも作っちゃった♪
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