焼菓子工房開業までの道のり⑥現在地を知る
avec toiです😊
またまたお久しぶりになってしまいました。
前回までの道のりはこちら💁♀️
とにかく、わからないことは、わからない。
今の自分の状態をちゃんと認めよう。
ということで、
私が次にしたことは、
「現在地を知る」こと。
今、私は何ができていて、何が足りないのか、
開業までにどんなことが必要なのか。
とにかく頭に浮かんだことを書き出していきました。
まず、大きな枠組みとして、
①お菓子を作る環境を整えること
②「仕事」としてできるよう整えること
この2つに分けてみました。
①お菓子を作る環境を整えるために必要なことは、
・物件(これは決定済み)
・厨房機材(オーブンとか冷蔵庫とか)
・店舗設備(販売もするので)
・製菓道具や材料
などなど。
こちらはすでに、高知のエコール・クレーム・エ・メティエ時代で、なんとなくのイメージがありました。
最終的には、保健所から菓子製造の許可がとれたらいいんだよね。と。
(本来、お菓子教室に菓子製造許可は不要なのですが、私は販売もしたかったので、物件は製造許可を取る方向で考えていきました。)
問題は、
②「仕事」とするには。
これが、まぁ、わからなくて。
会社員経験しかない私にとっては、
開業届とか青色申告とか経費計算とか、
今まで全く縁のなかった単語のオンパレード。
でも、こればっかりは、
もう自分で勉強するしかない!と腹をくくり、
「個人事業主」「開業」で気になる言葉を調べては、YouTubeで税理士の先生の説明を聞きあさり、ひとつひとつ分からない言葉を学んでいきました。
調べてわかったこと、
わからなかったこと。
なんとなくわかるけど、
自分に当てはまるのかわからないこと。
それぞれを、いつまでに、どのようにすれば、
今の状態から、開業に向けて進んでいけるのか。
わからないこと、気になることを、ちょこちょこと、紙のノートに書き出しては調べ、書き出しては調べ、を繰り返していきました。
わからないことはエンドレスで増えますが、
同時に、理解できたことも増えていきました。
理解できた内容は、そのページを破って捨てる。
こうやって、
「今」の自分がわからないことを整理して、
少しでも前に進む。
このアナログなやり方は、
大学受験のときや、資格試験のときに
よく取り入れていた方法で、
最終的にはノートのページが残り少なくなって、
新しいノートに変わっていくんですが、
その瞬間が、なぜかちょっと嬉しくて、
気持ちも新たになる感じがして。
(新しいノートの1ページ目はめっちゃ字がきれい、みたいなやつです)
ノート1冊終わる頃には、
ちょっと成長した自分になってる。
わからないことが多いのはストレスですが、
わかることが増えて、
自分が進んでる感覚を味わえるのは嬉しくて、
その加減をうまくコントロールしながら、
こうあるべき!と決めつけるのではなく、
私なりのペースで前に進めるように。
そして、
専門的なこと、調べてもわからないことは、
素直にその状態を受け入れて、教えてもらう。
こうやって、
お菓子を仕事にされている先生や、
すでに起業されている先輩方にたくさん話を聞き、
厨房設備の方と、機材・設備の選定と配置決め、
保健所の方と、菓子製造設備の相談、
職人さんと、外装と販売スペースの内装の検討、
デザイナーさんと、資材の打ち合わせ、
県のセンターの方と、事業計画や助成金の相談、
などなど。
会社員で働く傍ら、
少しずつ準備を進めていきました。
焼菓子工房開業までの道のり⑦へ続く
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