倫敦:London22 Underground 地下鉄
A地点からB地点間が2km未満の場合は歩く、と緩いルールの元に動いた今回のロンドン旅行だった為地下鉄利用の機会は中々訪れなかった。
只、最終日は行きの渋滞に懲りてヒースロー空港まで地下鉄を利用するつもりだったこともあり、前日に乗車練習を兼ねてピカデリーまで出る。
切符は概ね日本と同じで三種類
・利用の都度現金やカードで購入*片道と往復料金に差が少ない
・オイスターカードを使って購入*スイカの同様デポジット入金
・トラベルカードを購入
これらは滞在期間や行動パターンでどのタイプを利用するかは変わる。
ゾーン制金額設定の為、同ゾーン内一番端への移動であれば多少お安い感があるが、短い距離例えば街の中心地にあたる「Leicester Square」駅からお隣「Covent Garden」駅までは260m僅か400歩程、電車乗車時間20数秒。これに「4.9ポンド」(*633円)はお高い。
券売機は言語を択べ日本語で購入できた為問題は何も生じず。
1863年1月Paddington〜Farringdon間6駅6km、世界初の地下鉄がロンドン地下鉄。その頃の日本は江戸が終わろうと時代が動いていた。
駅は古いが荒れた感じはなく、寧ろシンプルで私は好みだ。
此処は大阪?と勘違いしそうになる「右側」立ち。今、エスカレータは両面使いが理にかなって多くの人を早く移動させられると啓蒙しているが、日本だけではなく世界的にこうしてエスカレータの片側を空けている習慣を変えることは至難の業だ。
地下鉄でのパーフォーマンスは自由に見えて実は競争を一旦くぐり抜けなくてはならない。ロンドン地下鉄構内でのパフォーマンスにはライセンスが必要とされ、当然競争率が高い。実際にステージで演奏をする形式のオーディションがあるそう。ライセンス取得後演奏する駅を選ぶことができる。演奏は決められた場所で2時間。
如何にもロンドンらしいと見ているこちら側と現実社会には差がある。
地下鉄を「Underground」の他に「Tube」と呼ぶことが工事形態からとは知っていたが、実際確かにくぐり抜けてきた所はTubeのよう。そして、電車車体がとても小さい。日本人よりも体格が良い男性らが窮屈そうに見える。
駅の位置深さといい、まるで大江戸線に乗車しているようだった。