13:Kauai⑤ ハワイ諸島車事情
先ずは国際免許証の準備が必要。名前は大仰だが単に免許証の翻訳版のような物で申請発行は簡単で時間もかからない。*国内で済ませ持参
ハワイでは事故さえ起こさなければ国際免許証は不要とも聞くが、慣れない道路事情での運転の為私たちは抵抗なく毎回準備している。
レンタカー諸手続きの中で引き渡しにはゆっくり時間がある。この時に車の仕様確認は日本とは異なる「ウィンカーとワイパー」の位置をはじめ「ライト」「ブレーキ」等を後回しにせず行うこと。
国内では99%私が運転する。残りの1%の殆どは国内旅行先でレンタカーがオートマである場合彼にハンドル席を明け渡す。
海外ではヨーロッパは別としてマニュアル車が少なく基本彼が運転を担当する。これが第一理由。
二つ目は普段左側走行運転を殆どしていない人の方が「右側走行」に慣れ易いかとも私は考えているのだが、残念ながら結果としてはそうでもないよう。助手席から「左折したら『右レーン』だからね」連呼は当然のことであるが、油断していると駐車場入り口で右側に入られ慌てたことも。*ハンドル席は左なので此処は左レーン選択
三つ目は私の方が動体視力が良いこと。運転者は慣れない現地交通ルールと右側走行で余裕がないこともあり、ナビと標識確認は私担当である。
上のイラストにあるようハワイでは赤信号でも道路状況によって右折が許されているが、場所によっては「標識で禁止されている箇所」も存在する。一台でも前を車が走行しているととても気は楽だがそうもいかない。
日本人運転者が一番注意しなくてはいけないことは、歩行者が横断歩道の中央を過ぎるまでは停止しなければならない「crosswalk 」というルール。
中央どころか「横断歩道に歩行者立っている時は当然のこと停車する」日本にも存在している本来のルールを『徹底する』こと。違反した場合$150~1,000 (最高10万円以上)の罰金とかなりお財布が痛がる。
運転側ではないが、ハワイでは横断歩道のない道を歩く事を「jaywalk 」と言い、$130の罰金の対象。念のため覚えておいた方がいいかもしれない。
慣れない土地の運転であっても「歩行者優先」を忘れずにハンドルを握っている限り問題は起こらない、
列車、電車がなくバスの運行時間縛りも考えると個人旅行では自ずとレンタカー選択に辿り着く。
目的地前で何度風景に惹かれ停車したことか。
カウアイは元よりマウイ、ハワイ(オアフではなくビックアイランド)いずれも混み合う箇所は空港・ショッピングエリア周辺程度。また、迷うほど道路も入り組んではいない為、まだ未経験の方々、是非ハワイでのドライヴをお楽しみください。