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Edinburghから始まるスカイ島アイラ島17日間:④ロイヤル・マイル
実質の一日目に主に歩いたロイヤル・マイルは、キャッスル・ヒル、ローンマーケット、ハイストリート、キャノンゲートの4つの通りが西端のエディンバラ城と東端のホリルードハウス宮殿を結び一つに繋がった通りを指す。
城と宮殿を結ぶことから文字通りのロイヤル・マイル。
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ロイヤル・マイルの西端は約130メートルの高さがある天然の奇岩上から始まり、この西高東低の地形に加え Old Town は氷河に削られずに残った部分に該当する為に更に南北においても高低差が生まれている。
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こうした地形のお陰でロイヤル・マイルには南北を繋ぎクロスする道が幾つも生まれ、心躍る散策路が展開する。
カタカナでは紛らわしくなるこの道はクロスする cross ではなく、クローズ close と呼ばれる。
同行したパートナーからすると単なるショートカットに映ったようだったが、私は表情が異なる全てのをクローズ close を通り抜けたかった。
文章で分かるように流石に遠慮も生じ残念ではあったけれども写真に留めるに終わった Close ばかりになる。
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これまで歩いたヨーロッパ都市の中で街が一番きれいな印象。
日本もゴミが無くきれいな国だとは言われるが、都内も区によっては(勿論、区全体ではなく一部)残念な風景が見られる。そのような部分と比較して、スコットランドはどこを歩いても、地方を歩いても清潔な街並みと道路が在った。
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そうした観点で街を見ていると、兎に角大型のゴミ箱が多い。つい油断すると写真の中に映り込む。日本が公共のゴミ箱を排除する流れとは反対だ。
只、対象となる人口が違うために東京と Edinburgh を単純比較は出来ないが、明らかに異なる点が一つ。Edinburgh だけではなく他の都市でも個人的に(と見えた)道路或いは玄関先の清掃をしている方をよくお見かけした。
美観を支える一市民の姿、日本ではどうかしら。
因みに公園の公共無料トイレも清潔さが維持されている。自宅外トイレに関してはウオッシュレットがなくても日本よりきれいなスコットランドのトイレに一票かもしれない。
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古い街並みを観光資源として活かし、且つ、保存維持は費用もかかり容易ではないことは想像に難くない。その努力のお陰で、他の地では見られない景観を存分に楽しませていただいた。
この Old Town のメイン通りであるロイヤル・マイルも至る所で補習工事等が行われている為その現場を避けての写真撮影は厳しい時が多々。
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どこかへ行くための道ではなく、その街を知りたくて頼った道案内係が道そのものだった。小道一つ一つにも名前が付けられ、只の小道ではなくなる。
遠い昔に土地が限られている為に上へ上へと延びるしかなかった建物のお陰で両脇が完全なる壁の Close が出来た街。その街を丸一日使って気ままに贅沢に歩いた。