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Vol.7 与論島:母と②レンタカー事情
パートナーと訪れた時は自転車で動き回り、特に島内の交通手段で困ることはなかったが母とはそうもいかない。
与論島自体は本当に小さな島だが、二泊三日の短い滞在では時間が惜しいこともあってホテル内でレンタカー手配をした。
島内のレンタカー会社も調べてはみたが、ホテルから島中心部まで受け取りに行くことも微妙に面倒さを感じる距離があったことと、レンタカー返却後のホテルへの帰路がもし雨の中となった時は徒歩ともいかないだろうと判断し、ホテルで車を手配することを択ぶ。
困ったことはカーナビゲーションが標準装備ではなかったこと。
確かに、島民の方々にとってはナビの必要がない広さであることは理解できるが、観光客にとっては本線と脇道の道路幅差も少ない、肝心の目印となる建物もないとなると、ナビ無しではかなり厳しい状況。
結局は、iPad mini を持参していたので、それでナビを補った。
天候は今にも降りそうな空ではあったが、何とか濡れずに楽しめる程度に持ちこたえてくれる。
こんなにも重たい曇り空にも拘わらず、百合ヶ浜の海は濁らずきれいな色と浜辺の白さが広がりダイビングなどの楽しみがなくとも時間は充実した。
途中寄ったお店で、生まれて初めてサトウキビジュースをいただく。
母と全く想像が出来ず注文した品は、冬がサトウキビの刈り取りシーズンとあって刈り取ったサトウキビから圧搾機で絞ったものがジュースだった。
ただ絞っただけのジュースのなんと美味しかったこと!
このスッキリした甘さが煮詰められ黒砂糖へと変わることが不思議なくらい、澄んだ甘さだった。この日の一番の印象は、母も私も迷わずサトウキビジュースだった。