§イタリア・Siciliaへ 8:スペイン広場
Termini駅からFlaminino駅まで途中かなりヒヤヒヤなスリ未遂を経験し、この短い区間地下鉄を利用しての移動。
下車してすぐのタイトル写真ポポロ広場を抜けてコルソ通りを途中の教会に立ち寄りスペイン広場へと向かう。コルソ通りと交わる華やかなコンドッッティ通りへと折れ、歩く正面がスペイン広場(スペイン階段)
午後の本当に暑い時間帯を行動しているのは観光客とは承知だが、それにしても正面に見えるスペイン階段はガラ空き。日本人が映画「ローマの休日」を知って訪れる感覚は他の国の方々とは共通ではないのかしら、と不思議がりながら歩いていた。
オードリー・ヘプバーンが「ローマの休日」で腰かけてジェラートを食べていた場所も記念撮影だけして立ち去る人ばかりで混んではいない。
狭い通り幅のコンドッティ通りからは建物の陰でスペイン階段の全体が見えなかっただけのことで、軟弱な観光客は狭い影の部分に隙間なくやはり腰かけていた。
上の写真は、スペイン階段からコンドッティ通りを見た一枚。
イタリアもまた欧米諸国と同じく、どんなに暑くても日傘をさす人を見かけることはない。そのお陰で日傘をさす東洋人は目立つ。
バルカッチャの噴水は暑い中に存在している気分だけでも冷ややかな水でもっと人が多くてもよさそうだが、噂通りに此処は物売りの人が多く油断できず長居出来ない。水や花、ミサンガの他にすぐに壊れそうなおもちゃのような傘を売っていた、いや、正確には売りつけていた。
ガイドブックに掲載されない教会でも御堂に入り祈る為、この暑さではあるがノースリーブの服だけでは歩き回られない。実際、リゾート地で着ている服も持参していたが殆ど着る機会がなかった。
いつでも教会へは入られるようにノースリーブワンピースにジャケットか麻のストールを羽織る準備をしていた。
ヴァチカンだけが教会へ入る際の服装制限を取っているわけではない。観光地にある教会であっても、そこは地元の方々が日々祈る敬虔な場所であることを忘れてはならない。