28:Kauai⑳ ホテル滞在雑感Ⅲ 建築
大型リゾートホテルであるマリオットリゾートホテルも又多くの客室を持ち、建築物自体は変わり映えしない箱だ。
当然、躯体も直線である。
だが、マリオットリゾートホテル滞在中はビジネス的な硬い印象は受けなかった。それは、至る所に施された曲線の影響もあるだろう。
以下、この章は建物の紹介が中心になる為、写真が中心となる。
プールに面したレストランは開放型になっている。
また、広い中庭に面した回廊も壁が無いよう、こうした開放的な造りがエアコンを通した空気を呼吸せず心身解かれる。
ここのホテルでは避寒の為に訪れていらっしゃるご高齢の夫妻をみかける。ホテル外に行動的に出ずとも十分に寛ぐ施設として機能している。
ホテル内、夜の散策も昼間の風景がライトアップで変わり楽しさがあった。まるで、山で行きかう人々と挨拶を交わすようにホテル内でも見知らぬ方と気持ち良い小さな交流がある。
夕暮れが近づくと篝火がたかれる。
腕時計からも解かれ、空の色や音ではない時のサインもまた非日常。