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梅雨の沖縄旅行・如何に予算内に収めるかのゲーム的様相も含め:4 無駄に広いホテルの部屋
今回の旅行が常と一番異なることは梅雨時であること。雨の為に予定の大半が中止になることも踏まえて(覚悟して)プランを練ることが必要だった。そうは云え、沖縄の梅雨明けを願って諦めきらず沖縄の天気を旅行前から気象情報提供先を幾つも変えながら何度確認したことか。
那覇到着時に激しい雨で迎えられた時は始まろうとしている旅行の筈が、正直終わった感が強かった。
初日にはご挨拶的に訪問したい佐喜眞美術館だけを訪問地に予定し、翌日北上ルートの為に此処と美ら海水族館の中間に位置する恩納村のホテルへと夕方到着を目指して向かう。
幸い、雨は次第に上がりかけ運転には支障がなかった。只、北海道同様に事前に走行距離も全て調べていてもイメージする沖縄よりも実際はかなり広い。
コロナの影響をもろに受けた観光地の悲劇を一部経験することになるのが最初の宿泊ホテルだった。
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約40㎡ある部屋を予約しているにもかかわらず先に部屋に入った彼女が何故だか驚く様子を見せる。そして、彼女は私にも同じ驚きを体験させたくて黙ったまま続けて入った私の反応を見ていた。
私も、上の写真の位置では何も驚くことが起きようはずもないと考えていたが、横を向いた瞬間えっ!と言いたくなる室内だった。
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4bed Room だった。
笑うしかない広さだった。
シーズンオフの旅行の為に部屋がグレードアップされた経験はこれまでもあるが、流石にこの適当とでも言いたくなるような割り当ては勿論狭い部屋よりはよいが印象には残る。
少し触れていたように、部屋の広さは十分なのだが問題点はあった。
この部屋は長い時間使用されていないのかカーペットが放つ匂いが二人して気になり、先ずは消臭剤を部屋中のカーペットに吹き付ける作業が必須。取り敢えず就寝前までに匂いを消す。この間に夕食を取るために部屋を出る。*でも、この消臭作業は宿泊者することだったのか疑問は残る。
名が知れたホテルであっても続く観光自粛の波はこの沖縄の地でも同じように押し寄せていた。せめて窓外に青い海が広がった景色が広がって見えたならば、この若干淋しい印象は受けずに済んだかもしれない。
それでも、余っている部屋を充割れた印象が強いのは残念。広さは単なる平米数の問題ではなく利用者がどうそこで過ごすのか、そこに合わせるべきだろう。女性二人一泊、当然荷物も少ない宿泊者には合わない部屋だったことは確か。
おまけ画像:
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一回目のカウアイ島へ行った時、部屋に入りカーテンを開けて見えた風景が上の写真。もうホテル滞在だけでも十分に楽しめると実感したのはこの最高の天候のお陰だった。