倫敦:London 6 ハロッズ経由
普段の生活で意識しなくともハロッズプロダクト商品を使うことがある。
その多くはいただきもので食品から化粧雑貨小物、多岐に亘る。けれども、これまでは肝心のそのハロッズを実際見てはいずイメージ先行だった。
そうであるなら、地図上では「パートリッジズ・フードマーケット」から「ハイドパーク」の途中に位置していることもあって立ち寄ることにした。
創業者チャールズ・ヘンリー・ハロッド氏が1834年に起業し、1883年約50年後に現在の場所へ移転している。
2万㎡敷地に9万㎡以上の売り場。この広さを私は甘く見ていた。一応、フロアーごとの買い物リストは準備していたが、売り場広さと人の多さに申し訳ないけれども辟易してさほど見ないままハロッズを出てしまう。
さながら「全品購入可能」な博物館の様相。日本橋三越、日本橋高島屋も残念ながら同じラインにあるとは見えなかった。
お土産品を買い損ねてはしまったが、良いこともあった。
適当に歩いていたところ、入り込んだ道が上の写真。
銀座でもこうしたビルとビルの間に細い道はあるが、視線上の部分にまで花を置いている絵の記憶があまりない。日々の手入れをどのようにしているのか謎を残しながらもロンドンらしい風景の一枚として印象に残る。
ロンドン市内在住の方々にとってはありふれた場所の写真を撮っている私は完全に東洋人の観光客なのだろうが、本人が街の良さを見つけ楽しんでいるのだから良しとしてもらいたい。
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