Edinburghから始まるスカイ島アイラ島17日間:③円安でのお土産と買物
Edinburgh 四日連泊内の一泊目は到着のみではあったが、残り三日間はそれほど時間に急かされずほぼ予定通りに Edinburgh の散策を楽しむ。
初日は先ず Edinburgh castle から始める予定だった。
朝食を終えて、街の空気を確かめるようにゆるりと歩き出した。
旅行前に悩んだコートはダウンを既に着用している人もいて全く問題なかった。それよりも完全な少数派ながら半袖Tシャツ姿も紛れいてヨーロッパの秋の定義は日本のようにはいかないと実感する。これからアップする写真は10月1日からの旅行であっても人々は例外なく冬服が多く画面は暗い。
この朝は民族衣装のスカート姿の男性をお見かけする。多分、これから勤務なのだろう。
途中かなりの急坂を上りながら、Edinburgh 市内であればシンボルとしてどの位置からも見える丘の上にある城を目指す。
途中の風景で印象的だったのは、Edinburgh 市内に限らずこれから訪ねる場所でもそうだったように至る所で Scotland Flag を見かけた。それは建物上と限らず、玄関先のこともあった。決して其処には一枚もユニオンジャックは掲げられていない。
スコットランドの10月の平均気温が約8℃~15℃。
これを地元の方は比較的穏やかな天候と捉えていらっしゃるが観光客には母国の差はあるが寒さを感じる日もありベストシーズンにぎり滑り込んだと表現するほうが的確かもしれない。それでも、写真のように Old Town と現地の方も言われる旧市街の城へ続く長い道は京都ほどの混雑さはなくとも混んでいた。
出足が遅いわけではなかったがすぐに入城することが出来なかった。
国内の感覚で当日に受付で入場料を払うつもりでいたが、事前に予約購入のみというまさかの対応。彼が持っていたスコットランドガイドブックはコロナ以前の版(そもそもコロナ感染が始まったあの年が訪問予定)だった為にこの新システムは現地で知ることになる。
係りの方に尋ねると午後13時過ぎからのチケットにはまだ余裕があるよ、と教えてもらう。初めての土地で中途半端な2時間待ちを避け、私たちは明日10時のチケットをその場でQRコードを読み取りスマートフォンで予約決裁した。
このような時間指定を含む事前予約システムは数年前から導入されていたらしいが、予想通りCOVID-19パンデミック以降に入場制限や混雑回避のために事前予約がスコットランドでは一般的になったとのこと。
観光に徹し割り切ってお土産を全く買わないということもあるはずと分かっていても国内旅行でさえお土産はしがらみもあって本人用の他に買う展開がほとんど。
海外ともなるとそれは半ば強制とは言わないが必須のようになる。
それならば、急に予定変更になった今日を友人・家族用のお土産購入日に充てようということで、キャッスルヒル通りを下り、ハイストリートに繋がるいわゆる紛れもない観光地お土産屋さんが連なる此処で購入と決めた。
Edinburgh を離れると小さな町ばかりの為に此処でお土産調達は合理的ではあった。時間もたっぷりとあり、お土産の他に自分や彼用にも菓子類をはじめ、ティータオル、グリーティングカードやTシャツ、そして、うさぎの置物他を購入する。
11月1日付、1 スターリング・ポンド は197.24 円。
ホントに円安。
サンドイッチが普通に1パック600円、空港では1000円の世界。
アメリカのメタ従業員には昼食と夕食用に各25ドル(約3700円)、朝食用に20ドル(約3000円)のクーポンが会社から支給されているというニュースがあった。実際、ヨーロッパへ来てみると朝食が2000円で収まるのは余程倹約の結果である。夕食は、スープで1600円、これにメインメニューが4000-6000円、デザート、飲み物が付くと普通に1万円。つまり、メタのクーポンは補助なのだと分かる。
お土産品も日本同商品の二倍額を想定し外れることは絶対にない。
この9cm x 12㎝ の小さな缶に入ったショートブレッドが1400円から2000円とは友人は想像もしないだろう。*店舗によって同じ品でも差があった
食品は高い印象だったことは確かだが、書籍や、衣服等は食品に比較し輸入で入手を想定でみると多少妥当な金額に近くはなる。
Edinburgh で散策中偶然にも Whittard 店を見つけ、缶入りを一つと箱入り茶葉を¥3500と¥2400で購入。紅茶に関しては現地購入が断然にお安い。因みに日本では入手し辛い茶葉の為尚のこと。
銀座の ITOYA が楽しいように海外の文具店も楽しい。
日本ではかわいいに舵を切り易いが、グリーティングカードにしてもデザインに富み択び買いがある。
カードの他に日本では入手は難しいかとスコットランド風景カレンダーも旅の余韻を楽しむ為に購入。場所は異なるが、森の動物らを撮影した写真集、スコットランドの島々だけの写真集、スコットランドの古地図を購入。
食品で圧倒的に多かったのは、日頃絶対に我が家から姿を消すことがないショートブレッドは勿論購入、前回のロンドンで美味しかったファッジも友人用・自宅用と購入する。このファッジは一見キャラメルに似ているがバターが加わることと加熱温度が低い為に口の中でホロリとやわらかな触感が特徴の菓子。今回は10種類以上種類がある中で特にスカイ島の塩味ファッジを多めに、ラム風味を少し調達。
意外な購入品はスープ用スプーン。
滞在中毎日いただいたスープはどこのレストランでも小ぶりで窪みが浅く使い勝手が良いスプーンが添えられていた。
これまでも陶器類の食器は購入経験があったがカトラリーを、それもスコットランドで探すなど意外、予想外だった。あと1泊で帰国という日になってようやく入手する。
クリスマス商品は10月初めはほとんど見られなかったが月半ばになって少しずつ陳列始め、多くは入手できなかったがカトリック教徒の我が家はオーナメントボール等クリスマス用品をスーツケースにどうにか入り込ませられた。中に繊細な品が一つあり、もみの木の枝を曲げないようにとコレは最後まで私のサブバッグの中で移動することになる。ホテルではバッグから一旦出すなど大変であった分飾る日が今から楽しみ。
今回は3週間弱の冬服旅行だった為に、スーツケースの半分はほぼ服で埋まっていた。最初から、嵩張る品は控えること。後半にアイラ島へ行く為当然スコッチウイスキーが入り重くなることも考慮し、重い品も極力控えた。
いつもの旅行よりも制約が多かったのは残念ではあるが、それはそれで楽しむ要素に入れ、結果それなりにスコットランドの品々を自宅に持ち帰る。
支払いにはほぼ現金は使わないことは事前確認事項。
実際も、Apple Pay やカードタッチで決済した。用意したクレジットカードの内 JCB はほぼ全滅に近いくらいに使用不能だったことを付け加えておく。
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