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「ゴールデン・リバー」

原題:THE SISTERS BROTHERS 
監督:ジャック・オーディアール
製作国:アメリカ・フランス・ルーマニア・スペイン
製作年・上映時間:2017年 120min
キャスト:ジョン・C・ライリー、ホアキン・フェニックス、ジェイク・ギレンホール、リズ・アーメッド

 本来のポスターであれば大きな勘違いは起こらなかった。
 日本では悲しいことに邦題はじめ毎回起こる不幸な映画紹介。

 いつものように既に挙がっているレヴューは目にせず、最低限予告とフライヤーの情報頼り。どう見ても日本の案内は予告から全て四つ巴印象を与えている。裏読みをすると敢えてのミスリードを狙ったとしか考えられない。
 例えば、私のようにジェイク・ギレンホール好きを誘う為、のような。

 友人と観に行った後、映画後の残念な感想をパートナーに話すと彼は原作を読んでいた。

「ブッカー賞最終候補作
オレゴン文学賞、ロジャース文芸財団小説賞、総督文学賞、スティーヴン・リーコック・ユーモア賞受賞作
 粗野で狡い兄・チャーリー。普段は優しいが、キレると大変なことになる弟・イーライ。悪名とどろく凄腕の殺し屋シスターズ兄弟は、雇い主の“提督”に命じられるまま、ある山師を消しにカリフォルニアへと旅立つ。ゴールドラッシュに沸く狂乱のアメリカで兄弟は、この目も当てられないダメな旅路で、何に出遭い、何を得て、そして何か失うのか? 小説のあらゆる感情を投入し、世界の読書界に一大旋風を巻き起こした、総督文学賞など四冠制覇、ブッカー賞最終候補作!」東京創元社H.P.より引用

 sistersと名乗る兄弟のロードムービーと認識していると、前半にまどろみに襲われなかった。もう一度、観直し確定。
現時点評価
★★☆

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