いつのまにかの刷り込み public sign
海外へ出かけた時に必ず注意を要することの一つにレストルーム表示がある。日本のように色分けされているわけではない為、ピクトに添えられている文字で確認する。
上の表示で指示通りに行動するかの実験があった。日本人は色で認識している人が多い為、赤と青が反転したデザインでは間違って入る人が多かった。それに対し日頃文字を確認する諸外国の人は間違いが当然少なかった。
おそらく私の頭の中にあるイメージは上のサインである。今までに無意識の内に数えられない程見てきた public sign 。
折角、回顧の滝で癒されたというのに駐車場に戻って来てみると上の写真が視界に飛び込んで来た。
塩原湖については既に書いているように訪問者が少なかった。お陰でこのサインを人の視線を気にすることもなく撮影できた。
このサインを見た時、一人笑いのツボに入ってしまう。
少しだけバランスが悪いだけ(=寸詰まり)で愛嬌ある姿になる。
小さな子のようにも見えるサイン、一番の違和感は女子の足がしっかりと男子同様の幅で開き短いゆえに仁王立ちに見えるからなのか。
無意識でも数多く見ているだけで自然と刷り込まれている怖さ。これが公共(レストルーム)サインだからよかったものの、悪意ある、或いは政治的な意図の刷り込みが行われた場合拠り所は自己の錆びつかせないよう常にメンテナンスしたアンテナしかないのかもしれない。