梅雨の沖縄旅行・如何に予算内に収めるかのゲーム的様相も含め：1どしゃぶりの那覇到着

　二回目のJALどこかにマイルを利用しての旅行。
　今回の候補地は、那覇・釧路・秋田・徳島だった。6月の旅行である為、北海道方面が当たることは少ないだろうし、季節問わず沖縄も無理と最初から諦めていた。秋田は既に何度か行ったことがある。まだ、訪れていない徳島になることを願っていたが結果は予想外の那覇。
　候補地の選択肢が増えるよう今回は希望出発・到着時間を出さなかったこともあり帰路は早朝便利用ではあったが、何はともあれ運は良いのだろう。

　当初パートナーと行くはずだった旅行だったが、仕事で何度も行っている彼は行先の那覇に気が乗らない表情を見せる。折角の旅行に水を差されるのもイヤで友人と旅行へ行くことに変更し急ぎプランと予約等を始める。
　私の我儘で付き合ってもらう旅行であり、そもそもが私の羽田・那覇間往復は無料だ。友人には福岡・那覇間の片道を私に負担させてもらった。
　既に友人にとっては事前にこうした形の（JALどこかにマイルを利用した）旅行についてはお付き合いお願いしたいとは話してはいたものの早い展開で実現してしまう。

　せめて経済的負担軽減の気持ちで低予算旅行を組んでみた。
　三泊四日+レンタカー手配+VELTRA予約、約四万円で抑えた。普段、一泊三万円弱で宿泊する世界とは全く異なる趣だが「学生時代からの友人との旅行」この部分が大切なところである為チープシックな旅行はそれはそれで学生に戻ったようで楽しかった。
　格安旅行を可能にしたのは正確には私の手腕ではなく、実は梅雨明け前の沖縄というシーズンオフ効果があっただけこと。
　ダイビングやシュノーケルをする予定がない私たちにとっては海は目の前に広がってくれたならそれで充分。季節はあまり問わないが、流石に梅雨末期は覚悟を持っての旅行になる。

　那覇空港に先ず、羽田から私が到着。約一時間後友人が福岡空港から到着。時間差の間にレンタカー店へ移動したが、絶望的なくらいな止みそうにない雨脚に正直この旅行は失敗したかしら、と落ち込む。
　
　レンタカー店の方に「朝からずっと雨で今日はこのまま止まないそうですよ」の言葉で私たちの短い沖縄ドライブ旅行は始まった。