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道路標識ってそんなに自由なの?
夕方の便で東京を発ち千歳空港に着いてからもレンタカー契約や軽食と時間を取られ、高速に乗ったのは20時を過ぎた。
慣れない道に加えてそもそも夜間走行は疲れる。今回の旅行も基本オートマ車の場合は運転担当は彼、私はナビその他運転外担当。
千歳空港から23時までには深川のホテルへ入る予定で疲れた体での移動は続いた。
疲れている自覚もあった所為で、一瞬視界を横切った道路標識に強調文字の?がまるでアラートのように点滅した。そもそも私は眠気に襲われてはいないし、動物注意喚起は奄美大島でアマミノクロウサギ(道路標識)に出会ったように地方色があることも重々承知。でも、今のはホントなの?と自信が持てないデザインだった。
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ほとんどTVを見ない私でも、カップ麺を食べない私でも長年流れていたCMがしっかり残っていたことにも驚く。
NEXCO東日本北海道支社の広報担当者によるとこの標識の正確な設置時期は不明らしいが30年以上前から設置されているとのこと。
『動物注意』の標識については、その道路の管理者が設置。国道であれば国土交通省、北海道の高速道路であれば、NEXCO東日本と北海道開発局が設置する。デザインは国土交通省で定める『道路標識、区画線および道路標示に関する命令』、通称『標識令』で標準例が示されている。ただ、この標識令で指定されている以外の動物についても、各道路管理者がその場所に合わせて適宜設置することが可能とのこと。
東洋水産「マルちゃん」ブランドで製造・販売している「赤いきつねと緑のたぬき」のカップ麺が連想されるが広報担当者は無関係と回答している。
「ドライバーの関心を引き、夜間の視認性に優れたものにするという方針のもと検討を重ねた結果、信号機と同じ赤色・黄色・緑色の配色で制作するに至った」とはあるが、それでも私は東洋水産側のコメントが気になる。
次回、昼間であれば写真に収めたい標識の一枚でした。
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*上の写真は奄美大島を訪れた時の一枚。我が家にうさぎの家族が居る背景も勿論撮影の大きな理由だが動物注意喚起では中々見ないうさぎだったこともあって車を停めて記念撮影。