LINE強要
スマートフォンのdefaultではないにも拘わらず、又もガラパゴス化しているLINEを年に一度集うか否かのグループ編制の為に強要される。溜息でしかない。その上止めの言葉は「わがまま」と単語一つを放り投げてこられた。
ここ6年は会うどころか、メールさえ交わしていない人からだ。
6年前、以前仲が良かった元職場のメンバーに声を掛けた結果、十年ぶり以上の再会する人も含め同窓会を行うことになった。その時の発起人も私だ。
次は季節変わった頃でも、と散会したにも拘わらず時間だけが気になりながらも経った。私が会の中で年少者でもある為、今回も私からグループの皆さんに打診をしてみた。
メアドは変わっている可能性が高いと考え、今やマイナンバーカード並みの背番号となりつつある携帯電話番号を集める。
予想は「皆iPhoneに違いない」。
imessageのグループ送信欄に打ち込む数字が順に「青」に変わっていく。
予想通りの展開だった。当然、再開最初の通知は皆に届く。しかし、その後、お一人の方ら「imessageは面倒だからLINEにしましょう」と勝手に宣言される。私にはどうしても二つのアプリに大きな差があるようには見えない。
「私はこれまで(LINEの)必要性がなく、問題もなく過ごしてきたからわざわざLINEは入れたくない」と話すと、これも又想像通りの先の言葉を受け正直落ち込んでしまう。
私と同じように今更LINEは入れたくない友人とのグループトークをする為に「WhatsApp」を使った。現在は親しい友人、他普段付き合いの人とも「imessage」と「WhatsApp」で十分コミュニケーションは取れている。その他の連絡は単発が多く、それは十分メールで対応が可能だ。
ガラケーとiPadだった頃の方が、ストレスがなかったかも知れない。
人それぞれの考え、状況がある。現在のLINE一択は弊害を生んでいることにもっと気が付いて欲しい。*付け加える:仕事上でLINEが通常連絡手段となる状況になった場合は職場用に格安モバイル契約を使っても対応はする。この部分は勘違いされたくない。
多様性がない社会は窮屈。
*タイトル写真:マンダリンオリエンタル東京から
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?